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景気は戻っているが、消費増税を決めるには至らず=財務相

2013年 07月 9日 10:49 JST
 
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[東京 9日 ロイター] - 麻生太郎財務相は9日午前の閣議後会見で、国内景気は「1、2月に比べれば今の方が戻っている」との認識を示したが、消費増税は「まだ決めるところまで至ってない」と述べた。

財務相は、消費増税法には「景気が良くならないとやらない(引き上げない)と書いてある」と指摘したうえで、景気好転の判断には国内総生産(GDP)や所得・賞与動向などを勘案すべきとの考えを重ねて表明。税収の伸びも「大きな指標になる」とした。

2012年度の国の一般会計決算見込みで、不要となった国債利払い費用などを含む剰余金が1兆2946億円発生し、補正予算編成の議論が浮上していることには「まだ本予算の執行がやっと始まった段階。余ったものをどう使うか、今の段階で決めているわけではない」と述べるにとどめた。

(ロイターニュース 基太村真司:編集 佐々木美和)

 
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7月9日、麻生太郎財務相は、国内景気は「1、2月に比べれば今の方が戻っている」との認識を示したが、消費増税は「まだ決めるところまで至ってない」と述べた。写真は6月、都内で撮影(2013年 ロイター/Issei Kato)
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