2013年 7月 9日 |
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独自学力テスト結果は
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岡山県が今年4月、中学1年生を対象に独自に行った学力テストの結果が発表されました。4教科の平均正答率は去年を下回りました。テストは今年4月、県内の公立中学校の1年生、1万7千人余りを対象に国語・社会・数学・理科の4教科で行われました。その結果、4教科の平均正答率は53.2%で、去年と比べ、8.9ポイント、数学では17ポイント、国語で13.4ポイント下回る結果となりました。物語文の読解力を問う設問や百分率に関する設問などで、正答率が特に低かったということです。県教委は、過去のテストで正答率が低かった問題や記述式の問題を増やしたため、難易度が高くなったと説明しました。県教委では、教員向けの授業改善ポイントや生徒向けの夏休みの課題集を作成・配布するなど、早急に対策に取り組むとしています。
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あす内壁引き揚げへ
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去年2月5人が死亡した倉敷市の海底トンネル事故で10日夜から内壁のコンクリートブロックを引き上げる作業が始まることになりました。この事故は去年2月掘削中の海底トンネルに海水が流れ込み作業員5人が死亡したものです。事故ではトンネル先端付近で内壁のコンクリートブロックが崩落したという見方が強まっていて今年4月から掘削機とブロックの引き揚げに向け海底の土砂を取り除く作業が行われていました。岡山県警などによりますと作業は順調に進んでいて10日夜から県警の立ち会いのもとクレーン船を使ってブロックの引き揚げが始まります。全てのブロックは今月中にも、掘削機は来月末にも引き揚げられる予定です。県警では破損状況を分析して原因の究明を進めるとともに業務上過失致死容疑での立件を目指します。
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高校生が食品開発
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美作地域の高校生らが地元の食材で作った弁当や惣菜を商品化するプロジェクトが始まり、9日津山市の高校で試作品が作られました。プロジェクトは美作国建国1300年の記念事業の一環で行われているもので、津山商業高校の生徒が地元の肉や野菜を使って弁当や惣菜、スイーツの5品を完成させました。肉巻きやハンバーグをどーんと盛り付けたボリュームある弁当は名付けて1300年の玉手箱です。このほか津山産小麦や山芋などを使った惣菜や勝央町産の黒豆を使ったスイーツも試作しました。プロジェクトには高校と大学から42チームが参加していて来月行われる審査で最優秀に選ばれた料理は11月からスーパーやコンビニで販売されます。
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