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【芸能・社会】艶やか「舞妓は萌音(もね)」 周防正行監督の最新作が製作発表2013年7月10日 紙面から
周防正行監督(56)の最新作「舞妓はレディ」(2014年秋公開)の製作発表が9日、撮影現場のある埼玉県川口市のSKIPシティで行われ、主演女優の上白石萌音(15)があでやかな舞妓(まいこ)姿を初披露した。 上白石はオーディションで約800人の応募者の中から主演に抜てきされ、周防監督に「21世紀のオードリー・ヘップバーン」と言わしめた逸材。ドラマ、映画を通じて初主演ながら、この日も堂々とした振る舞いや受け答えで、「出来のいい娘に私の方がお世話になっています」と周防監督をうならせた。 舞妓になることを夢見て、青森から京都にやってきた少女・春子(上白石)の成長を描く物語。春子に舞妓のイロハを教える言語学者に長谷川博己(36)、春子が見習いをするお茶屋の女将を富司純子(67)が演じる。 会見は炎天下、京都の花街を再現したオープンセットで行われ、舞妓姿で登場した上白石は、劇中のミュージカルシーンを芸妓(げいこ)らとともに披露した。 上白石は昨年、約半年にわたって行われたオーディションで抜群の歌唱力を見せ、主演の座を射止めた。幼いころから歌や踊りが大好きだったが、今回の撮影のために「日本舞踊や方言を勉強した」という。特に日舞に興味を持ったようで、「撮影が終わっても続けたい」と話した。共演の富司も「日舞は初めてなのに、ずっとやっているように上手に踊る」と感心していた。 周防監督は、昨年9月に上白石を主演に決めた後、上白石のイメージに合わせてシナリオを書いたことを明かした。上白石が鹿児島出身のため、春子が話す京都弁や津軽弁に、鹿児島弁を追加したという。 監督が20年前から構想を温めてきた映画だけに「本当なら随分前に作っていた。その時はまだ(上白石は)生まれてなかった。そういう人と巡り会えたことに感謝している」と、主演女優との運命的な出会いを語った。 会見の締めくくりに、上白石は「うちもすてきな舞妓さんになれるように頑張りますさかいに、皆さん楽しみにしておくれやす!」と特訓した京都弁でPRした。 ◆京都の花街再現 広さは3000平方メートル京都の花街を再現したオープンセットは約3000平方メートルの広さ。5カ月かけて造られた。お茶屋、レストランなど17軒に加え、長さ70メートル、深さ2メートル、幅7メートルの「華川」も流れている。撮影は5月16日に始まり、7月末まで続く。 ●上白石萌音(かみしらいし・もね) 1998(平成10)年1月27日、鹿児島県生まれ。2011年第7回「東宝シンデレラ」審査員特別賞を受賞し芸能界入り。NHK大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」(11年)や映画「だいじょうぶ3組」(13年)などに出演。高校1年在学中。身長1メートル52。趣味は読書、音楽鑑賞、歌や踊り。妹は同じ芸能事務所に所属する女優上白石萌歌(13)。 PR情報
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