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【格闘技】

内山高志が練習公開

2013年7月10日 紙面から

ビッグマッチに臨む同門の田口と柴田にエールを送った内山=東京・五反田のワタナベジムで

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 WBA世界スーパーフェザー級王者内山高志(33)=ワタナベ=が9日、東京都内のジムで練習を公開した。5月6日に7度目の防衛に成功したが、その際に強打者の宿命で右拳を痛めた。回復が心配されているが、この日は5ラウンドのスパーリングで、出げいこに来ていた総合格闘家の宮川博孝を左1本で手玉に取り、報道陣をうならせた。

 「右拳はまだ違和感がある。でも、大事を取っているだけ。今年はあと2試合やります」と内山。注目の次戦について渡辺均会長は「9月末に日本人相手の防衛戦ができれば。そして、大みそかにもう1試合」と語った。大みそか興行は放映権を持つテレビ東京の意向でもあるが、9月の防衛戦で右拳を再度痛めてしまえば、大みそか興行に赤信号もともりかねないだけに、悩ましいところだ。

 8月25日には同門の東洋ミドル級&日本スーパーウエルター級王者柴田明雄が、プロデビュー戦のロンドン五輪金メダリスト村田諒太とノンタイトル6回戦を行う。また、日本ライトフライ級王者田口良一が怪物・井上尚弥の挑戦を受ける。柴田も田口もかませ犬的見方をされているが、内山は「プロは勝ってナンボの世界。勝って道を切り開いてほしい」と熱いエールを送った。(竹下陽二)

 

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