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内野聖陽、本名「まさあき」から「せいよう」へ改名

スポーツ報知 7月10日(水)7時2分配信

 俳優の内野聖陽(44)が、芸名の名前の読み方を本名の「まさあき」から「せいよう」へ改名することが9日、分かった。他人から「せいよう」と呼ばれることが多く、「自分でも心の中で読んでることがありました」という理由から決断。9月から改名後の初仕事となる主演舞台「True West」(サム・シェパード作、スコット・エリオット演出)に挑戦する。

 内野はスポーツ報知にコメントを寄せ、周囲に「せいよう」と呼ぶ人が多いこと、自分でも心の中で「うちのせいよう」と読むことを理由に挙げた。「もうこれは、シンプルな音読みの方が皆様にも素直に読みやすいのかなと思った」。さらに「自分で積み上げてきた俳優のキャリアに責任を持つという自戒の意味でも、自分に揺さぶりをかける意味でもいいかなと思いまして」と新たな俳優人生への決意も表明した。

 これまでの「まさあき」という本名の読み方については「親が付けてくれた大好きな名前ですので今後も大事にするつもりです」と公私を分けることになる。「今後、何年役者の道を探求できるかわかりませんが、より自分の芸に磨きをかけていけたらと願いを込めました。死ぬ間際に役者ウチノセイヨウ、悪くなかっただろって、言えるように頑張りたいと思います」と抱負を語った。

 「ウチノセイヨウ」としての初仕事となる「True―」は、米トニー賞にもノミネートされた人気戯曲。粗野で無学な兄と、堅実な脚本家の弟が互いに抱く憧れやコンプレックスを通して人間の本質をあぶり出す。内野は兄役を演じるが、弟役にはTBS系ドラマ「とんび」でも共演した演劇ユニット「TEAM NACS」の音尾琢真(37)を指名した。

 「この本はある意味プロフェッショナルな俳優でなくては体現できない世界。戯曲の読み方に、ある熟練した役者にしか太刀打ちできない面白みが含まれています。お互いに舞台のキャリアを積んだ人間同士だからこそ醸し出せる味わいを極限まで追求したいと、今、とても燃えています」。心機一転を図るには願ってもない、こん身の一作となりそうだ。

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最終更新:7月10日(水)7時2分

スポーツ報知

 
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