脱原発派は命が大事と言っていますが、原発推進派はカネの問題のみ。それなら、カネの問題だけで考えてみましょう。今の電力会社をたとえれば、
『無保険の状態で泥酔で多重事故を起こして、数百人の死亡者を出した会社が、社内教育をきちんとしたので、もう二度と事故は起こしません と表明して、相変わらず無保険で公道を運転している』
事故を起こさないことはわかった。じゃあ、もし事故が起きたときの保険に入れ。その保険を原発再稼働を声高に言い立てている民間会社が「原発災害補償保険」として引き受けろ。企業に入ることを命じて、さらに国民個人個人に対しても売り出せ。
とわたしは提案したいです。通常のありとあらゆる保険は、英国のロイズ保険協会が個人資産を担保に無限責任で引き受けます。ところが、このロイズ保険協会は原発事故に関しては、保険は引き受けないと明言しています。(そもそも、世界中にこの種の保険はありません)
ロイズ保険協会のことと、原発事故のことを知りたい場合には、下記のゴルゴ13をおすすめします。
ゴルゴ13 (64)海難審判・10月革命の子・2万5千年の荒野 (SPコミックス) さいとう たかを (著)
政府は、避難誘導についてまでは話をしていますが、再稼働のことについて、金銭的保証、原発損害賠償法についての見直しは一切しておりません。しかも、マスコミも電気代が上がるかどうかのまさしく、枝葉末節のことしか論じていない。資本主義では、何か事故が起きれば最終的にカネで解決するのですから、当然その保険に入るべきです。事故を起こさないといくら口約束しても、それだけでは自家用車の運転など決して許されないのと同じこと。
関電は、もし仮に事故を起こした場合には、東電と同じように−国 すなわち国民の税金。から賠償するつもりなんでしょうか。
原子力 その隠蔽された真実 人の手に負えない核エネルギーの70年史 [単行本]
ステファニー・クック (著), 池澤夏樹 (その他), 藤井留美 (翻訳)
には、次のように書かれています。
p.121 保険会社の大物の発言
「民間の保険業界も原子力保険を用意すべきだし、いずれそうなると思われる。しかし大事故が発生したら、『損害額は、受注業者や保険会社の資産でとうていまかないない規模になる』から、保険金がいくらあっても焼け石に水である。GEのような巨大企業でも破産すると言うことだ。これだけリスクが大きい原子力をなぜ議会は推進したがるのか?保険会社のトップは首をかしげた。リバティ相互保険会社のヘンリ、ヤング副社長は議会証言でかたっている「惨事が起きたときの損害額は数百万、数千万の体ではなく、数億、数十億ドル規模だと聞いています。れほど大きな危険が本当に存在するなら、なぜ許可されるのか。たった一カ所でも損失額が天文学的数字に上る施設には、適用できる保険などありません。仮にそういう保険があったとしても人や財産が蒙る甚大な被害と原子力開発から得られる利益が見合うのか」
これこそ、資本主義が最終的に考えなければならない大原則。それをすっ飛ばして、安全の議論をするなど、勘違いも甚だしい。命かカネか。ではなく、カネをどのようにして払うつもりなのか。も、再稼働に当たっての大きな論点にしなければなりません。安全かどうかの神学論争ではなく、カネの問題でも戦おうではありませんか。
◆関連ブログ
弱者をだしに原発再稼働をもくろむ政府と国賊電力2012年06月25日
原発の燃料費は本当に一番安いか2013年03月24日
タグ:賠償
放射能安全ゴリ押しで避難させない、
汚染食品も販売させる、
健康被害は認めない、
まあこんなことしてたら保険支払余地は無いので保険掛け金も安いかも、
人を殺しても、殺した人を人と認めずに悪魔とかに認定しとけばOKとか・・、
何処かの中世の異端審問官みたいな感じで・・、
まあすでにどこかの政府は中世のようだとか指摘されてましたからねぇ・・。
当時の子ども向け学習雑誌には、「21世紀日本人の生活想像図」てなイラストが時たま掲載されていた物です。それこそ、チューブの中を車輪のない車が走り、月面には基地が作られていて、みたいな。
しかし、21世紀になった今も、我々の生活は、1970年代とさほど変わらず、携帯電話とパソコンと録画用機器が普及したくらいで。
どうも、昭和のあの頃、21世紀には実現すると言われた技術の多くは、理論的には十分可能なのだが、実用化しようとすると、コストの壁にぶち当たるので無理、という代物だったみたいですね。
思えば、スペースシャトルとて、それまでの司令船のみをパラシュートで大気圏内に帰還させるというタイプの宇宙船と違い、再利用が可能なのでコスト的にもお徳という事で開発されたものの、実際に帰還したオービターを再度宇宙に送り込めるようにするには、耐熱タイルの張替えなど、思っていた以上のコストがかかり、かえってそれ以前の宇宙船よりも金食い虫、という問題が出てきて、ついには退役という事になってしまいましたし。
結局、「人類は、頭でっかちなだけで、己の身の丈を知らない」という事なのでしょうか。「先の見通しも立たず、それに対応できるだけの金も持っていないのに、見切り発車の連続」でこれまでやってきましたけど、ついにどうにもならない壁にぶち当たり始めたというか。
連日日本では、各地で猛暑日を記録するなど暑い日が続いております。それに便乗して、また地球温暖化問題とからめて原発再稼動を主張する輩が出てきそうですね。先日、米国大統領がこのような↓発言をしたことも、再稼動推進派には追い風になりそうですし。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00248726.html
まぁこの先、地球温暖化で多くの犠牲者を出すのかのか?それとも核戦争や原発事故といった原子力関連問題で多くの犠牲者を出すのか?人類は究極の選択を迫られているともいえます。
でも、あえて言ってしまいましょう。どのみちこの先多くの犠牲者を出すことが避けられないのなら、地球温暖化で出すほうがまだマシだと。
下手すりゃこの先、地球温暖化問題で、人類にはそれこそ億単位の犠牲者が出るかもしれませんが、それでも一度放射能に汚染された環境を元に戻すことはほぼ不可能である以上、まだ再生という物に希望が持てるだけ、地球温暖化の方がマシだと思うのです。
最後に、今から約20年前に書かれた、ある時間・空間テーマSF小説より、史実とは違う歴史を歩むことになった世界で、その世界のロバート・Aハインラインが発した言葉を書いておきます。
「我々には、船団が無傷で済む選択肢など残されていないのです。今日、苦しみを受けねばならないのなら、明日、よりよいものを得られるための苦しみを選ぶべきです。今日より明日は絶対に良くしなけりゃなりません。それが我々の仕事です」
いつも貴重な情報ありがとうございます。本当に原発が安全なら保険くらいあってもいいですね。火事や地震があるのに。起きてもなんの保証もないこと、今回のことでよくわかりました。
ところで先生のツイッターで見かけました1982年の川崎病が多いのは1981年に敦賀原発で放射性物質を日本海に流したことが関係あるでしょうか?日本人は海のものを多くとります。あの時に何かあったか、全く思い出せませんが。
あれ以来、一番の本質はスルーの対策がどの業界でも進めやすくなったと、管理責任者たちは喜んでるのかな
被曝しながら
いわゆる”陰謀論”の世界ではそういった最先端の科学技術は一部の特権階級が独占して一般の人間には与えないようにしている…ということになっていますが…ニコラ・テスラ参照
原発事故の保険料に関しては最初に米国が原発を導入しようとした時に保険会社が「とても算定できない」と尻ごみして有耶無耶になったはず。
日本に初めて原発導入する時も当初、東電は反対してたんですよ。事故が起きた時の保証ができないって。
それをもし、事故が起きた時は国がバックアップするって言って無理矢理、導入させたのです。
でも、いざ事故が起こったら、保証するどころが被害の実情を隠すのにおおわらわ…無責任極まりない…
いわゆる”陰謀論”の世界ではそういった最先端の科学技術は一部の特権階級が独占して一般の人間には与えないようにしている
…ということになっていますが…ニコラ・テスラ参照
原発事故の保険料に関しては最初に米国が原発を導入しようとした時に保険会社が「とても算定できない」と尻ごみして有耶無耶
になったはず。
日本に初めて原発導入する時も当初、東電は反対してたんですよ。事故が起きた時の保証ができないって。
それをもし、事故が起きた時は国がバックアップするって言って無理矢理、導入させたのです。
でも、いざ事故が起こったら、保証するどころが被害の実情を隠すのにおおわらわ…無責任極まりない…
これは黙っていられないと思いました。
AMのラジオ福島で朝8:40〜(関東圏は7:45〜文化放送、熊本では8:30〜熊本放送)の武田鉄矢「今朝の三枚おろし」は、本日(7月8日(月)からの一週間も先週に引き続き「放射能問題」について話しているようです。
各地域の放送時間は→ http://p.tl/VcBx
先週分はhttp://www.joqr.co.jp/takeda_pod/index.xmlで聞くことができます。
先週分では老人の避難によるストレス死(600人)と今後10年から20年後に癌になる人(200人)を比べ、「避難は命を守ったかどうかはかなり疑わしいとなってくる。あくまでも哲学の話です。」(10:00)と、放射線感受性の高い子どもの被ばく問題を無視していました。
また、「ご飯でおにぎり3個分、375gを3年間食べると、0.24ミリシーベルト内部被ばくするんですって。」(22:20)と自然放射能のカリウム40の被ばくを持ちだして、だからセシウムなどの人工放射能もそんなに危険ではないんだというような話に持っていっていました。
本日(8日)分でも驚きというか、これが本当ならどんなに幸せな事かと思うようなことを話しています。
本日の鉄矢氏は「どうやら巷では自然放射能と人工放射能は違うとおっしゃる方がいるそうですが、そんなことはまったくないそうです。そう言う方はセシウム137などの人工放射能は体内に入ると何万年も出てこないみたいに言いますが、セシウム137は自然界にもあるそうです。ですから自然も人工もまったく危険性は同じということです。」
と、まるで早野龍五氏や中川恵一氏が言いそうな話しぶりで、
本日最後のセリフは「この話はトコトンやってやりますよ。」と闘志満々でした。
自然放射能の原子数は1個ずつバラバラで、人工放射能の原子数は数億から数兆個という塊で存在しているため、細胞レベルのミクロ単位の狭い範囲の細胞が受ける放射線の数は何桁も違うということ(矢ヶ崎克馬名誉教授の発言)や、自然放射能は蓄積されないのに、人工放射能は特定の臓器へ蓄積される(ヨウ素は甲状腺、セシウムは心臓などの筋肉、ストロンチウムは骨)という違いも認識していないようでした。
推進側の科学者は今までも議論を避けてきましたから、
武田鉄矢氏を間に入れてトコトン議論することで、
明らかにすることが一つでも二つでも増えると思います。
全国の正義感のある医師や科学者さん、また一般市民も、
武田鉄矢の今朝の三枚おろしに質問状や意見書を送りませんか?
送り先は、
〒105-8002 東京都港区浜松町1−31
株式会社文化放送
武田鉄矢「今朝の三枚おろし」
武田鉄矢様、水谷加奈様
です。
彼のようにラジオなどで「放射能安心論」を安易に語る人がいるから、福島などの給食で地産地消が推し進められ、避難の権利も保養の必要性もないがしろにされてしまうのです。
そして武田鉄矢氏のような人は、「原発はそんなに危険ではない」ということにしたい国側の意向に沿って、被ばく地の子どもの命が利用され続けていることに気付いていないのです。
科学者は国に睨まれたら出世も研究費の補助金もカットされますから、発言は制限されているということすらも知らないのです。
小野俊一医師、武田邦彦教授、菅谷昭医師(松本市長)、西尾正道医師、また早野龍吾氏に公開質問状を送っている木村知医師、田口茂氏、竹野内真理氏、松井英介医師、矢ケ崎克馬名誉教授、肥田舜太郎医師などの正義の人以外にも、もっともっと多くの正義の人が日本中に溢れているはずです。
もっと多くの医師や科学者、または一般市民が追い風になってくれなければ、被ばく地のお母さんたちは立ち上がることができません。
避難の権利、給食の安全性、保養の充実、風の強い日の運動禁止、再浮遊放射能から守るマスクの励行などを求めるお母さんたちの力になってください。
武田鉄矢氏は「頂いたお便りはすべて必ず読んでおります。」と公言していますので、読まずに捨てられることはありません。
芸能界でも信用されている部類に入る武田鉄矢氏からの発言は世間を惑わせます。
「違う」という意見ではなくても、「もう一方にはこういう考え方も存在する」ということを教えてあげるだけで「安心論」の流布が収まると思います。
「危険論」で放射能の被害に遭うことはありませんが、「安心論」は殺人にも匹敵する行為になり得るということを訴えたいです。
ストレスで被害があると言うなら、人生などあらゆるストレスの連続のはずです。放射能を怖がるストレスだけが特別なストレスという訳ではありません。
老人が避難のストレスで死亡した人が増えたと言ってますが、もしそうだとしても、それは行動を押し付けられているストレスでしょう。
「危険論」も「安心論」もあらゆる情報を与え、すべて被ばく者自身に行動の権利(補償も含め)を与えることがストレス回避のためには必要です。
避難の権利も、給食食材の選別も、保養の必要性も、屋外での運動も、マスクの着用も、すべて当事者達に権利を与えていないことが問題なのです。
「反原発」よりも、まずは喫緊の課題である「放射能から子どもを守る」ことに、一人ひとり声を上げて欲しいです。
2012年3月29日付けフォーブス紙
エクサロンの原発野郎「もう原発は造らんよ」
「アメリカにおいて、原発は、もはや経済的に実行可能な新規エネルギー源ではない。」
先の木曜日、シカゴでこう述べたのは、最近引退したばかりのエクサロン社の元最高経営責任者。エクサロン社は、アメリカで最多数の原発を稼働する電力会社である。
また、「原発は、予見可能な将来においても経済的に実行可能ではないだろう」とも述べた。
「率直に言って、『こいつは好かん』と思わなかった原発プラントなんてないんだ」と、ジョン ロー氏。
同氏は、アメリカで22基の原発を稼働する電力大手のエクサロン社の元会長兼最高経営責任者。同氏は、17日前に引退したばかり。
「さらに率直に言わせてもらえば、今、新しく原発を造ろうとするなんて、ナンセンスなんだ。」
ロー氏は、シカゴ大学の公共政策学科のハリス講堂で50人ほどの聴衆に向かって講演した。同氏は、スライドを用いながら、さまざまなエネルギー ポートフォリオの経済的実行可能性を比較検討した。たとえば、共和党お好みの「キング セキタン」シナリオ、民主党お好みの「大風に乗って」シナリオ、そして多様なエネルー源から選り好みする「お好み詰め合わせ」シナリオなどである。
これらのシナリオを比較検討した結果、天然ガスを大幅に組み入れたポートフォリオに軍配が上がった。天然ガスの生産量は、水圧破砕により採掘が行われるようになってから飛躍的に増加した。そのため、天然ガスのコストが低いからだ。
天然ガスは、市場で大量に取引されるようになった。天然ガス先物は、現在、10年前の価格にまで下がっている。AP通信社によれば、1000立方フィート当たり2.15ドルである。[訳注:1000立方フィートは、28.32立法メートル。]
「俺は、原発野郎だよ」とロー氏は言う。「でも、原発じゃ儲からないんだよ。とにかく採算が取れないんだ。それに、予見可能な将来においても、経済的じゃないんだな。」
原発は、今だにオバマ政権のお好みである。新しく開発された小型モジュール炉で原発をやろうじゃないか、と言うわけだ。一方、日本のフクシマ事故以来、原子力の専門家達は、控えめな発言をしてきた。今回のロー氏の悲観的発言は、その消極的姿勢に輪を掛けたものとなった。
そうとはいえ、ロー氏は、フクシマ事故以来、原発をめぐる政治的に繊細な点については触れてこなかった。ロー氏の論点は、あくまでも経済的観点からであり、エクサロン社が描く将来像に原発はそぐわないというわけだ。
送配電会社のコムイーディー社は、エクサロン社の子会社である。コムイーディー社の最高経営責任者だったトム アイヤーズ氏は、エクサロン社の多くの原発の建設を手がけてきた。建設したのは、原発が環境にもっとも優しいと考えたからだ、とロー氏は言う。しかし、アイヤーズ氏は、原発のコストが当初の見積もりとトントンになる頃にアルツハイマー病になってしまった。同氏は、2007年に亡くなった。
「わけがわからなくなる前に、儲けが出ないような投資は好きじゃないんだ」とロー氏は言った。同氏は、2003年にエクサロン社の会長兼最高経営責任者に就任した。
ロー氏は、アメリカの原発の将来に関するブルーリボン委員会の会長でもあった。
参照記事
John Rowe (Exelon)
http://en.wikipedia.org/wiki/John_Rowe_%28Exelon%29
Exelon: Homepage
http://www.exeloncorp.com/Pages/home.aspx
Exelon: Nation's largest nuclear fleet
http://www.exeloncorp.com/energy/generation/nuclear.aspx
Exelon: Delivering safe, reliable electricity in northern Illiois
http://www.exeloncorp.com/energy/delivery/comed.aspx
Commonwealth Edison
http://en.wikipedia.org/wiki/Commonwealth_Edison
Tomas G. Ayers
http://en.wikipedia.org/wiki/Thomas_G._Ayers
0.5μsv 数時間
http://tokaiama.minim.ne.jp/keijiban6/clipbbs.cgi
何も切り取らなくても 隠蔽禁止
関西深夜で上岡竜太郎が言ってましたよ。
「武田鉄也とか西田敏行とか、ほんま、どうして、あんなのが人気でるんやろ。人間って簡単に騙されるんやなぁ」
…ちなみに武田鉄也は関西では信用できないわざとらしい偽善キャラで一番をとっています。(某関西地方局調べ)
表1(Table 1. Estimated levelized cost of new generation resources, 2018 )を見ると、明らかに一番コストが低いのは、天然ガスのコンビネーション。そして風力や水力が続きますので、決して原発のコストが安いとは言いきれません。地球規模の汚染や健康被害を起こすリスクがあればなおさらのこと。また自然エネルギーは立地条件などにも左右されるので、最悪(maximum)と最善(minimum)の予測幅を示したのが 表2(Table 2. Regional variation in levelized cost of new generation resources, 2018 )。両値とも全体のトレンドとさして変りないようです。
U.S. Energy Information Agency(米国エネルギー情報局)
Annual Energy Outlook 2013
http://www.eia.gov/forecasts/aeo/electricity_generation.cfm#2
先日オバマ大統領はジョージワシントン大学でのスピーチで、地球温暖化による悪影響を防ぐために、アメリカ政府は積極的にクリーンエネルギーにシフトしていくと強く表明しました。しかしながら(安倍晋三のように)原発を積極的に推進していくなどとは言っていません。ホワイトハウスのHPを見ても、オバマ大統領のアクションプランとして、”ACCELARATING CLEAN ENERGY LEADERSHIP”(クリーンエネルギーシフトへのリーダーシップ)
を明言していますが、原発の「ゲ」の字もありません。石油への依存を減らしていくという観点から当面は原発に頼らざるを得ないかもしれませんが、Next-Generation Nukeがこのような高コストだったら積極的とは思えませんが。
Whitehouse HP
President Obama's Plan to Fight Climate Change
http://www.whitehouse.gov/share/climate-action-plan
Georgetown University HP
http://www.georgetown.edu/news/obama-old-north-2013.html
アメリカも多くの問題を抱える国ですので、決して崇拝するわけではありませんが、オバマ大統領のジョージタウン大学のスピーチでの以下の部分は涙が出そうですね。あくまでも私訳ということで。
“Someday our children and our children’s children will look at us in the eye and they’ll ask us did we do all that we could when we had the chance to deal with this problem and leave them a cleaner, safer, more stable world,” Obama said. “I want to be able to say, ‘Yes, we did.’ ”
「いつの日か私たちの子供や孫が私たちの目をみつめながら聞くであろう、
『私たちがこの問題に取り組むべき機会があった時にできることをすべてやり、よりクリーンで安全で安定的な世界を彼らに残してくれたか?』と。(そのときに私は)『Yes, we did.(ハイ、やりました)』と言いたい。」
・・・・・これが人間の(多分最後の)良心というものでしょう。