大津波で半壊した宮古市の道の駅「シートピアなあど」が6日、以前と同じ宮古港を臨む出崎埠頭(ふとう)に新装オープンした。式典で山本正徳市長は「観光都市のシンボルとして活性化させていきたい」と述べた。テープカットのあと、太鼓演奏やイカ焼きの振る舞いなどで2年4カ月ぶりの完全復旧を祝った。
なあどは2003年に開業。年間80万人が訪れ、物販と産直で約3億8千万円を売り上げる人気の観光施設だった。東日本大震災で2階まで浸水したが、昨年3月から仮設店舗で営業を続けてきた。
新しい施設は鉄筋コンクリートの2階建て、延べ床面積約2600平方メートル。1階に土産物店と農産物などの産直コーナーがあり、2階にレストランが入った。屋上にソーラーパネルを設置したほか、トイレはオストメイト(人工肛門〈こうもん〉・膀胱〈ぼうこう〉を着けた人)対応に。敷地内では、避難所を指し示す看板を3カ所に新設した。
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