自分の故郷や応援したい自治体に寄付する「ふるさと納税」で、県は8日、2012年度の県の受け入れ額は1億4663万円と発表した。過去最高だった11年度の2億7429万円を下回ったものの、震災前に比べて高い水準がつづいている。
県によると、12年度の寄付件数は1817件。震災と原発事故で激増した11年度の4280件より減ったが、震災のあった10年度の203件の9倍にあたる。10年度の寄付額は1115万円、震災前の09年度は216万円(67件)だった。
お金の使い道は、寄付者が選ぶことができ、県では、自然環境の保全(尾瀬歩道の整備など)▽次世代育成支援(学力向上推進事業など)▽県の活力増進(地域づくり支援など)▽おまかせ(災害復旧・復興のための事業など)――の4項目を設けている。
12年度は「おまかせ」が最も多く1344件で、1億1876万円だった。県によると「必要なところに役立てて下さい」と言って寄付する人が多いという。
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