【NQNニューヨーク=大石祥代】9日の米株式相場は4日続伸した。ダウ工業株30種平均は前日比75ドル65セント高の1万5300ドル34セント(速報値)と6月18日以来約3週間ぶりの高値で終えた。ダウ平均の4日続伸は4月下旬以来。非鉄大手アルコアが前日夕に発表した四半期決算が市場予想ほど悪化しなかったのを受け、米企業業績の底堅さへの安心感が広がった。収益が景気動向に左右されやすい素材株やエネルギー株などに買いが入った。
BHPビリトンなど資源株に買いが波及。米国の住宅差し押さえ件数が1年前から大幅に減ったとの調査結果を受けて住宅株も軒並み上昇した。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は前日比23.16ポイント高の3507.99(速報値)と、2000年10月4日以来約12年9カ月ぶりの高値で終えた。
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