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北海ブレント先物が反落、エジプト政変で供給懸念が後退

2013年 07月 4日 16:12 JST
 
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[シンガポール 4日 ロイター] - 4日の原油先物市場で、北海ブレント先物が前日の2週間ぶり高値から反落した。エジプトで軍部がモルシ大統領の権限をはく奪し、暫定統治への移行を表明したことで、中東からの供給途絶への懸念が後退した。

0535GMT(日本時間午後2時35分)時点で、北海ブレント先物8月限は1バレル当たり0.23ドル下落し、105.53ドルとなった。前日は6月19日以来の高値をつけていた。

米原油先物8月限は0.11ドル上昇し、101.35ドルとなった。前日付けた14カ月ぶり高値の102.18ドルは下回っている。

シドニーのコモディティー研究所、バラッツ・ブレティンのジョナサン・バラット最高経営責任者(CEO)は「価格は今後低下するだろう」と述べた。中東からの供給への懸念が後退することで、米国産標準油種(WTI)よりも北海ブレント先物への下方圧力がより強まる可能性があると指摘した。

 
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