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雇用保険375人受給手続き 若松、富士通グループ工場の大量退職

 富士通の半導体事業再編に伴う、会津若松市の富士通グループ工場の大量退職で、会津若松、喜多方両公共職業安定所は8日、雇用保険の集団受給手続きを実施した。
 対象は富士通セミコンダクター会津若松工場と富士通セミコンダクターテクノロジの工場の早期退職者441人。会津若松市のアピオスペースと喜多方職安などで受給手続きを受け付け、合わせて375人が訪れた。三重県など他の工場に勤めていた早期退職者も参加した。職安の職員から再就職のための講習を受け、受給手続きをした。
 会津若松職安によると、退職者は40~50代が多く、地元での事務職や製造関係での再就職を希望する人が多い。会津地域の5月の有効求人倍率は事務職が0.23倍、製造関係が0.33倍と厳しい状況で、同職安などは12日に2回目の会津地域雇用対策連絡会議を開き、今後の支援策を協議する。

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大勢の早期退職者が参加した雇用保険の集団受給手続きと再就職講習=会津若松市
大勢の早期退職者が参加した雇用保険の集団受給手続きと再就職講習=会津若松市

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