2013年4月24日水曜日

むすんでひらいて3 「揺らいだ学校への信頼」


「揺らいだ学校への信頼」

ボール代個人負担めぐる説明


昨年4月、安曇野市内の中学校に入学した男子生徒(13)は、
翌5月男子バスケットボール部に入部した。
高校バスケ部を舞台に人気漫画「スラムダンク」描かれるバスケットボールの世界憧れていた男子生徒。
5月の誕生祝いには、家族らが生徒にボールや靴を買ってくれた。

「小学生の頃は登校時間ぎりぎりまで寝ていたのに、中学になると朝食をきちんととって規則正しい時間に登校していた」と母親(49)。

真新しい自転車で登校する平穏な日々が続いた。
それが一変する。
 
昨年6月27日、帰宅した男子生徒が母親にバスケ部の集金袋を手渡した。
「部費¥1000 5、6月分」の隣にの欄にこう記してある。
「ボール代7000円」
「この集金、いったい何かしら?」母親にとって息子を運動部に預けるのは初めて。
ただ、母親は自身の高校時代に女子バスケ部に所属、学校のボールを使っていた。
部活動で使うボールを個人で買う事に疑問に思った。

学校によると、長野県内の中学生男子が公式試合で使うボールの規格(大きさ)が昨年度の途中に、6号から7号に変更になった。
7号は予算上、男子バスケ部お15人の部員分をそろえられず、
顧問だった男性教諭がバスケ部の保護者会に相談していた。

6月21日に開かれた保護者会。
学校の男子バスケ部への予算は2万円、1個1万円としても2個しか買えない。

だから個人負担で―。
顧問の説明を聞いた保護者会は「ボールがなければ、練習に支障が出る」と判断し同意した。

当初1万円弱と見積もられていた7号のボール代は、コーチの口利きで7千円になった。
この保護者会の会合は母親は欠席。
保護者会からの連絡も無くボール購入の件は集金袋が届くまで知らなかった。

母親は集金袋が届いた日に息子の担任の教諭(当時)に電話をかけて経緯を知った。
それでもふに落ちなかった。

「学校にボールがないので保護者に買わせるというのはおかしいのでは・・・・」
疑問を担任に伝えてから半月後の7月9日午後9時ごろ、
バスケ部の顧問から初めて電話がかかってきた。

顧問は「前の顧問が用意していたボールが出てきたので、買わなくていいですよ」
と説明した。

ボール代を負担する集金袋が届いたり、「買わなくていい」と言われたり。
一方で他の部員がボールを購入することに変更はない。
「お金を出したくいのではない。説明が変わる事が理解できなかった」
と母親は言う。

この日、電話では、たまたま自宅で酒を飲んでいる時に電話した顧問と母親との間で、部活動中の喫煙などをめぐり激しい口論になった。
顧問は担任から促されて電話をかけたのだった。

翌日、母親は中学校を訪ねて当時の校長(58)に面会を求めた。
校外での会合があった校長は出席せず、学年主任、担任、顧問が対応。
校長は帰校後、担任と顧問から「電話の件は謝罪した」との報告を受け、解決したと判断した。
だが母親は違った。
校長が顧問にきちんと指導したか、その結果を知りたかったが、校長から説明がなかったからだ。
母親の学校への信頼が揺らいでいった。

6.27ボール騒動
http://pandemonium12.blogspot.jp/2013/03/627.html

7.9顧問からの初電話
http://pandemonium12.blogspot.jp/2013/03/79.html



今新聞記事と照らし合わせて、
自分が12月に書いた2つの記事を読んでみました。
12月当時は怒り心頭でした。

暴行事件の説明会で憤り、更にそれに端を発して「社体入会お断り」なる署名を受け取った後だったからです。

今は、教育行政というものにただただ呆れかえり、
関係者に正当な裁きが下れば良いと思っています。
暴行教師の起訴だけではありません。
関係者全員の違憲行為・権利の侵害に関してもです。

今だから言える話ですが、
記事中に「校長は帰校後、担任と顧問から『電話の件は謝罪した』と報告を受け」
と書いてありますが、その日の2人の報告は、
顧問だけが「自分と担任のトラブルを解決したかのような1人で喋っている報告だった」そうです。

当時、担任に質問されました。
「おかあさん、何か私にお腹立ちだったのですか?」
何を言われているか一瞬わかりませんでしたが、
あまりの「自分の関係ない」ような報告に担任も疑問を持ったのだと思います。

結局、顧問は自分の「ボール集金・父兄への泥酔電話・部活の喫煙しながら指導」
それらを全て「担任の対応が悪いから、父兄が学校に苦情を言った」
という報告にしたのです。

その時に持った疑問です。
この無理矢理な小学生のいたずらの言い訳のような口実が
まかり通ってしまうのが学校なのだろうか・・・。
この1年、旧担任の先生と何度もこの話をしました。

「あの時に先生が『それは違う』って言ってくれたら良かったのかも・・・」
「私は同僚を売るような事をしちゃいけないと思ったんです」
「そうですか・・・」
「・・・」

現担任も新学期になってから何度か連絡をくれましたが、
旧担任の二の舞にしてはいけないと思い会っていません。

校長が関わる問題だからです。
「校長」というのはどこも、こうも父兄と会わない雲の上の人なのでしょうか。
私は、教育現場の長としか思っていませんが。

旧担任は「担任だから生徒の為に」と校長と話し、逃げ回られて
教頭や暴行教師グループにパワハラを受け続け、
何回も病院通いをしています。
気の毒な事をしました。


0 件のコメント:

コメントを投稿