経済産業省が9日発表した5月の特定サービス産業動態統計(速報)によると、情報サービス業の売上高は前年同月に比べ3.0%増え、3カ月連続で前年実績を上回った。来年1月から少額投資非課税制度(日本版ISA=NISA)が始まるのを前に、証券や銀行など金融業が専用口座開設に関する情報処理業務の外部委託を増やした。
官公庁などからソフトウエア受注が増えたことも情報サービス業の伸びに寄与した。
クレジットカード業の取扱高は8.3%増で18カ月連続のプラス。会員数が増え、高額消費や公共料金のカード決済も伸びた。物品リース業の契約高は半導体製造装置の大型案件が重なり、32.5%増だった。
一方、売上高が落ち込んだのは音楽ソフト制作業で38.9%減。人気歌手の作品が少なく、2カ月連続のマイナスだった。エンジニアリング業の受注高は前年にアジア向けの大型発電所の案件や国内の発電所や製鉄所の設備改修が重なった反動で、34.1%減と大幅に落ち込んだ。
対個人サービス業は映画館が不振。邦画、洋画共にヒット作に恵まれず、23.0%減と2カ月連続のマイナスだった。遊園地・テーマパークは大型連休の天候が良かったため入場者数が伸び、17.5%増だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
売上高、サービス業
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ユーロ/円 | 130.07 - .08 | +0.30円安 | 9日 21:07 |
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NY原油(ドル) | 103.14 | -0.08 | 8日 終値 |
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