かいがいの
自分が気になった事を中心に訳しつつ、皆さんと楽しむ為のブログです。旧作は「ラスエグ」を予定。依頼受付は休止中です。
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レーザー兵器は綺麗ですが、質量/実弾兵器には浪漫がありますね。(当初マスドライバーの
攻撃目標はストライカーだと勝手に思っていて、三式弾でも撃ったものと勘違いしてました。)
あと最終報告になりますが、言語解読班は「水曜どうでしょう事件」以降、霧散したので追加
で記事にはしません。(まあ精度を高めるくらいで、殆どやる事なかったですが・・・) ただ以前
ベベルの読んでた本は「ハックルベリー・フィンの冒険」だと指摘されましたが、その裏付けが
しっかり取られたのでここに張っておきます。また置換プログラムも併せてリンクしておきます。
以下AnimeSuki、Randomc、4chanより引用。(Crunchyrollで公式に海外配信されてます)
チェインバーがレドを排出するシーンで思うことはみんな一緒みたいだなぁ。
あの2人が「ニューロプラスモード」で神経接続した場面で感じたけど、チェインバーには
レドの思いがダイレクトに流れ込んで、最終的には、気持ちを共有してたんじゃないかな。
チェインバーはレドのそばに居続けると、彼が平穏な日々を過ごせないと気づいた。
だから、レドを本当の意味で兵士の義務から解放する為、犠牲になる道を選んだんだ。
不明
チェインバーは単なる戦闘支援システムから、人間支援システムに進化したように
感じるよね。レドを戦闘で補助するだけじゃなくて、自己実現に導こうとしていた。
ストライカーより優位を得るために、レドが機械的な神経接続をしたという状況も
手伝って、チェインバーは極めて論理的な考えから自己犠牲を決定したと思う。
もし、ここでレドが命を落とせば、人間として生きた場合の成果を失わせてしまう。
チェインバーが繰り返し言ってた台詞も、戦闘外まで引っくるめた支援を意味してるよね。
チェインバー「私はパイロット支援啓発システム。
あなたがより多くの成果を獲得することで、存在意義を達成する。」
OVAでチェインバー(や他のガルガンティア人達)が、レドとエイミーのその後の 関係について触れたりしたら、最高なんだけどな。チェインバー寂しくなるよお!
不明
レドとチェインバーの関係は、「人と機械の友情」物語でも特に心に残った。杉田ボットが
本当に愛おしい。あのダークチョコレートクマちゃんの冷たい鋼鉄の腕に抱きしめられたい。
本当に愛おしい。あのダークチョコレートクマちゃんの冷たい鋼鉄の腕に抱きしめられたい。
理科も喜ぶだろうな。
不明
クーゲルとストライカーの行動原理が、レドやチェインバーと見事なまでに対照的なのが
面白いよね。クーゲルは意識して上官の立場につき、カルト教団の形を取りつつ
面白いよね。クーゲルは意識して上官の立場につき、カルト教団の形を取りつつ
銀河同盟の教えを広め、現地人を教導しようとしてた。一方のレドは地元民に溶け込んで
お互いに影響を与え合った。グーゲルの死後も命令をひたむきに守り続けたストライカーは
自分を神と認識するようになったね。これは文化交流したチェインバーと、どこまでも違ってる。
彼女は服従されることに学習機能で理由付けした結果、自分が神という結論に至ったんだろう。
自分を神と認識するようになったね。これは文化交流したチェインバーと、どこまでも違ってる。
彼女は服従されることに学習機能で理由付けした結果、自分が神という結論に至ったんだろう。
スト「私は人類支援啓蒙レギュレーションシステム。すなわち神と呼ばれる存在である。」
だから最後の決戦も、直接的な人工知能同士の戦いと言うより、船団同士の
「自由意志」と「集団性」のイデオロギーのぶつかり合いと見なしたほうが正確かもしれない。
「自由意志」と「集団性」のイデオロギーのぶつかり合いと見なしたほうが正確かもしれない。
不明
レド少尉に兵士じゃないと言い出したシーンで
チェインバーがHAL化しそうでヒヤヒヤした・・・チェインバーやるじゃない!
不明
2体の人工知能の対立は、どちらも人間を守るための設計に端を発してるんだな。
マスドライバーはなかなか素敵な起動音だったな。
不明
リジットはガルガンティア文字と根本的に異なる文字を、なんで読めたんだろう。
不明
古代文明から書籍だけは現存してたようだし
リジット含め重役たちは古代語を習ってるんじゃない?
リジット含め重役たちは古代語を習ってるんじゃない?
不明
そりゃあ、OS立ち上げるときに画面上に流れるなら英語がクールだからだよ。
不明
コードギアスでも似たようなシーンあったような。
よかったわぁ・・・かつてないくらい感動するロボットの自死だった。感動させようとする
無駄な演出がないのが良かった。考える余地もあるね。チェインバーに不可能はない。
無駄な演出がないのが良かった。考える余地もあるね。チェインバーに不可能はない。
18歳 男性
16分17秒、ピニオンが立ってるシーンで、後ろをよく見るとピニオンが飛びだして?
あいた穴があるよね、気づいた人居る?こういう遊び心は面白い。(笑)
(訳注:チェインバーがストライカーを押し込んだ際に出来た穴です。)
あいた穴があるよね、気づいた人居る?こういう遊び心は面白い。(笑)
(訳注:チェインバーがストライカーを押し込んだ際に出来た穴です。)
アモーレだと・・・?ラケージはピニオンに告白したのか?
彼の幼馴染みのベローズが認めそうにないと思うけどな。
不明
チェインバーが自己犠牲さえもレドから学び取って、人間のように見え始めたのが
大好きだった。ただ、ラブロマンスではないとわかっていても
ラストのレド達にはもう一歩なにか欲しかったな。勿論、十二分に楽しんだけどね。
ラストのレド達にはもう一歩なにか欲しかったな。勿論、十二分に楽しんだけどね。
このラストで、今期のアニメの中でも最高峰の評価と栄誉を受けるのにふさわしい作品に
なったと思う。特にエンディングへの流れなんて天晴れだった。地球におけるクジライカと
人間の共生は、より密接な形に深化していくだろうね。(すでに対話が始まる予感もある。)
ただ、レドがチェインバーを失ってしまったのは、本気で落ち込んでるよ・・・チェインバーに
生き延びて欲しいと思ってた。地球人はこれから世代をかけた難題に取り組もうとしてるから
生き延びて欲しいと思ってた。地球人はこれから世代をかけた難題に取り組もうとしてるから
それを見届ける役になって欲しかったんだ。そうすれば、チェインバーという存在についても
より洞察が深まっていただろう。彼は自我を持つに至ったと感じたし、パイロットのためでは
なく、今度は彼自身の生き方を出来れば見つけて欲しかった。どれだけ多くの人が
彼の活躍を見て「Hell,yeah!」とか「Yahoo!」とか「進め!チェインバー!」と叫んだかな。
彼の活躍を見て「Hell,yeah!」とか「Yahoo!」とか「進め!チェインバー!」と叫んだかな。
チェインバーが最期の台詞で、ストライカーを「くたばれ、ブリキ野郎。」と罵ったのも
強烈だった。(既に少しなってるけど)あの台詞はネット・ミームになるくらいクールだった。
13話という限られた話数の中だったけど、この作品の目的は達成されたね。レドは人間の
本質にたどり着いた。それは自力で考えて、結論を導き出し、誰ではなく自ら行動すること。
そして本当の意味でレドは愛を知り、他者をいたわることまで学んだんだ。チェインバーの
場合、元に設定された枠を超えて成長したけど、彼自身が己の存在に疑いを持つには

至らなかった。チェインバーとレドの別れに心を締め付けられたし、衝撃的だったね。
個人的に言えば、T-800とジョン・コナーの別れ以上に胸に迫るものがあって、奥深い
作品だった。チェインバーを何時までも忘れないだろう。彼は人類の叡智の結晶でありながら


あくまでパイロットに従い、レドを前向きにさせることだけを優先していた。
そして、そんなチェインバーのお陰で、物語は至上の高みに登りつめた。
至らなかった。チェインバーとレドの別れに心を締め付けられたし、衝撃的だったね。
個人的に言えば、T-800とジョン・コナーの別れ以上に胸に迫るものがあって、奥深い
作品だった。チェインバーを何時までも忘れないだろう。彼は人類の叡智の結晶でありながら
あくまでパイロットに従い、レドを前向きにさせることだけを優先していた。
そして、そんなチェインバーのお陰で、物語は至上の高みに登りつめた。
不明
数々の銀河を舞台にした大スペクタクルを見るつもりで最初は居たんだけど
そんなのお構いなしに、1兵士の物語に集約されていく展開に好感を持った。
レドは自分のやりたいことを見つけて、安息の地でこれから生きていくんだな。
不明
オカマたちが出てきたとき、笑わずには居られなかった。新しい文化を受け入れて
新生活に馴染もうとするそのとき、目の前に表れたのはオカマたちだ。
教団側の胸の内から叫び声が聞えてくるよ。「ぎゃあ!信者生活に戻りてぇえ!」って。
不明
信者達はべつに長い期間、カルト教団に入信してたわけじゃないだろうから
33歳 女性
コレで終わりなの?まさか13話で終わりだと思ってなかった。もっと続けば良いのに・・・
21歳 男性
誰よりも人間らしいのがチェインバーだったっていうのが好きだな。
27歳 女性 アメリカ(ジョージア州)
ロボットの死でこんなに悲しくなるなんて・・・;^;
ガルガンティアが遂に終わってしまった・・・思い描いてた大団円ではなかったけど
こういうオチも好き。個人的に面白いと思ったのは、この話が「レドの成長を見守る
チェインバーの物語」だったことかな。彼は大活躍で、本作最高の台詞まで生みだした!
ストライカーとの間で繰り広げられた討論対決が特に楽しかった。そのあとの戦闘シーンも
言うまでもなく秀逸だった。しっかり未来を見据え始めたレドと、そんな彼の将来のために
自ら身を投げ出したチェインバー。彼は実に魅力的なロボットで、イイAIお兄ちゃんだった。
ただ、ガルガンティア船団の戦いはあまり好きじゃないな。全てがお膳立てされた状況で
「天の梯子」という大砲を使って力押ししただけだから。実際、カルト教団から反撃を受ける
こともなく直接戦闘も起こらなかった。まあ、そのぶん華々しい空中戦に気が向いてたかな。
(実際、凄まじかったし。) レドにもはや兵士ではない、と告げるチェインバーがなんとも
象徴的でこれまでの二人の旅を見てきた後だから尚更心に沁みた。ガルガンティア船団が
象徴的でこれまでの二人の旅を見てきた後だから尚更心に沁みた。ガルガンティア船団が
敵の艦隊を率先して受け入れ、彼ら自身に道を開かせようとしてるのも見られて嬉しかった。
そして、ベベルやオルドム先生だけが知っていた知識をみんなに教え始めたのもイイね。
なにより、レドが幸せそうなのが堪らなく嬉しいわ。出発した星を残して、銀河同盟と
ヒディアーズは永遠に戦い続けてるけど、地球は全球凍結から復活し、残された人々が
静かに暮らしてる。最高とまでは言わないけど、良いアニメシリーズだったと思う。
ただ、限りないポテンシャルの全てを生かし切れたかと言えば疑問が残るかな。
(全体通してみると、必要な回ばかりではなかったからね。) でも、ラストは素晴らしかった。
安らかに眠れ、チェインバー、そしてガルガンティア、良い航海を。
配信はされてません)で、解決された問題もありますね。
OVAでクーゲル中佐編?も描かれるようで楽しみです。
翠星のガルガンティア PROGRESS FILES .
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コメント一覧
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- 18. 名無しのガンダム好き
- 2013年07月04日 20:35 ID:hTnRQA8c0
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>>グーゲルの死後も命令をひたむきに守り続けたストライカーは自分を神と認識するよう
になったね。これは文化交流したチェインバーと、どこまでも違ってる。
彼女は服従されることに学習機能で理由付けした結果、自分が神という結論に至ったんだろう。
スト「私は人類支援啓蒙レギュレーションシステム。すなわち神と呼ばれる存在である。」
だから最後の決戦も、直接的な人工知能同士の戦いと言うより、船団同士の
「自由意志」と「集団性」のイデオロギーのぶつかり合いと見なしたほうが正確かもしれ ない。
この考察は、納得出る。
ヒディアーズの真相知る回でチェインバーは、レドに対して目的は同じでも出自が違う思想が相対するとき必ず対立が起こると示唆していたしな。
ストライカーが、自分を神だと認識させていた理論これなら分かる気がする。
ガルガンティアは、結構いろんな作品をオマージュしている箇所多いから一度元ネタ作品を見てからもう一度見ると面白いかもしれないな
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- 22. 名無しさん
- 2013年07月04日 21:06 ID:9lxt1Frp0
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>ただ、限りないポテンシャルの全てを生かし切れたかと言えば疑問が残るかな。
>(全体通してみると、必要な回ばかりではなかったからね。)
途中の全てがレドが兵士としてでなく人として生きること、その存在意義の確認獲得へと繋がっていたと思っていたので、この意見には懐疑的。
物語は直接的続編、年代記的な展開、他キャラ視点からの展開など色々とできそうだし、このオリジナルストーリーは骨格が素晴らしく、その中で潔くレドとチェインバーに焦点を当てていたのだと思っている。
他に膨らましてほしいところが山盛り残っているので、色々と期待をしてみたいところだ。
良いアニメだったなあ。
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- 23. 名無しさん
- 2013年07月04日 21:11 ID:6KoIMuKb0
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最終回観てから、「チェインバー chamber」を辞書をひいたら、かなり意味深でした。
原義:丸天井のある部屋 < ←まんまコックピットやん!>
名詞 ①会議所 ②議院 ③特別室、(拷問などのための)部屋 ④判事執務室、弁護士事務室 ⑤寝室、私室 ⑥貸間、アパート ⑦(生物体内・機械の)空間;(心臓の)心室、(銃の)薬室;(エンジンの)空気室 ⑧(運河の)水門で仕切られた区間
動詞 ①…を部屋に閉じ込める ②…に部屋[仕切り]を設ける
ちなみにchamberlain は(貴族の)執事。chamber potは尿瓶(しびん)でした。
日本語の一人称、二人称も奥が深いけど英単語もすごいですね。管理人さんは日々言葉の海で格闘されていて、とても尊敬いたします。ガルガンティアを何倍も楽しめたのは管理人さんのおかげです。ありがとうございました!
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- 50. 名無しさん
- 2013年07月04日 23:30 ID:vsO8v9890
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設定に対して話数が短いという意見もあるけど、主題はレドの自立(自律)であってその他はすべて舞台装置だと思ってたから、特に不満はないな。
レドが自己犠牲精神を発揮したところはハラハラしたけど、それで終わってしまうのはあまりにも虚しすぎるから、いい方向に行ってくれて良かった。
「くたばれブリキ野郎」はチェインバーが感情を持って出てきた言葉というよりは、この状況にふさわしい言葉をデータ検索して出てきた結果な気がする。
だからこそその言葉をチョイスしたというところが面白いのかなと自分は思っている。それこそ人に影響されたってことだしね。
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- 52. 名無しさん
- 2013年07月05日 00:02 ID:mEbVYKxv0
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素晴らしい作品であのラストで、これ以上ないくらいのハッピーエンドで、何の文句もないけれど・・・
レドの真の自立の為には必要なこととはわかっていても、やっぱりチェインバーの喪失感がハンパない・・・。
あの1本横道にそれてる解析が好きだった。
レドとのやりとりが堪らなくツボだった。
従順でありながらしっかりオカンしてるのが最高だった。
出来ることなら自立したレドを見守りながら、自身も船団の一員として生活して欲しかった。
チェインバーは支援啓発システムとしての役割を終えたわけだけど、これからは本当に対等なバディとして存在できないものだろうか。
大義を勤め上げた彼に、今度は義務ではなく普通に人間に奉仕することの喜びを味あわせてあげたいと思うのはただのわがままなんだろうか・・・。
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- 74. 名無しさん
- 2013年07月05日 09:53 ID:mEbVYKxv0
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>71
「怖い人じゃなく知らない場所に戸惑っている普通の子」
「あの小僧」「宇宙少年」と呼ばれてることからも見た目が子供、これはとても大きいだろうね。
人間どうしても見た目の印象で判断するるものだし、大人と子供じゃ全然違う。
得体の知れない宇宙人で恐ろしい武力を持ってると知ってはいても、目の前に立ってるのが害のなさそうな可愛い子供となれば警戒心も薄れる。親世代なら「迷子か、大変だな」と気にかけたくなるし、近い世代なら好奇心の方が勝つ。
これがクーゲルのような大人だったらそうはならないだろうね。やはり1歩引いてしまうというか距離を置いて恐れてしまうだろうな。馴染むのは並大抵じゃないだろう。
同じく銃を突きつけたとしても、子供に向かって引き金を引くのは容易じゃないと思う。
レドとクーゲルが違う選択をとったのは、このあたりの事情もあるかもしれないな。
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- 87. 名無しさん
- 2013年07月05日 13:25 ID:zdEayEYe0
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ニューロプラスパワードって、機体の制御システムを人体の神経系に直結して、インターフェイスのラグをなくす人機一体技、でいいのかな。
乗員保護しなくていい大推力機動で戦うストライカーに対抗するためギリギリまで運動性を高めるという策をとったわけで、ビグロと戦うガンダムやゴーストに抗うYF-21とか、ロボ戦闘的には極めて燃えるシチュエーション。
ここでストライカーがもっと賢かったら戦法をヒットアンドアウェイに移行して安全に削りつつ自滅を誘っても良かったのだけど、そういう判断はクーゲルがいてこそ可能で、そもそもクーゲルがいればこんな機動はできなかった、とか考えると面白い。
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- 90. 名無しさん
- 2013年07月05日 15:36 ID:fQoCPbnQ0
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>43 49
ですねー。わたしたちもまた、この作品以前と以降では違っているとおもいます。
1話から見直したんだけど、最終話の感動って12話までの集積だなとおもいました。あたりまえだけど。チェインバーに乗ったレドがガルガンティア近海でサルベージされてエイミーに出逢い、いろいろな経験があって。銀河同盟にない未知の価値観との摩擦があった。放送終わってからもまだまだ考えさせられる。地球に不時着したレドが謎船団にサルベージされ、逆にクーゲルがガルガンティアにサルベージされそれぞれが最初に各船団の人々に出逢っていたらどうなっていたか、という空想もたのしいです。
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- 92. 名無しさん
- 2013年07月05日 15:50 ID:mEbVYKxv0
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チェインバーに全部持ってかれたけど、レドの真の自立も凄かったと思うな。
ここまでに様々なことを学んできて、単に「守るべき対象」ではなく「個人」としての他者を大切に思うまでになったレドが、ついには自分が依って立っていた物の空虚さに気付き、全否定するところは感動したが、あくまでも「死ぬことを前提とした兵士」としての自立で大切な者の中に自分自身は入っていない・・・。
真の自立は最後の最後にレドが自分の中に未練を見つけて、「生き延びる」為に生きるのではなく、生まれて初めて「生きたい」と自覚するところにあると思う。
今までを振り返ると
自分自身には何もない⇒守るべきものはある⇒その為に死ぬのは当然⇒死ぬのは怖くない⇒戦いに恐怖は無い
だったのが、廻りの事がら全てをを大切と思うようになっただけでなく、自分自身もその中に入りたいと思えるまでになった事が素晴らしい変化だと思っている。
真の自立とはまず自分自身が大切なものであることを知って初めて成し得ることだと思う。
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- 96. 名無しさん
- 2013年07月05日 19:40 ID:ULFV7YvX0
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しかし、レド的には銀河同盟とクーゲル教団の弱者切り捨て社会をダブらせて見ていた様だったけど、チェインバー的に銀河同盟の人類は、「人類の定義を逸脱する」と評したクーゲル教団の狂信者たちと同一視してないんだろうかね。
まぁ確かに、「虚しくてからっぽのものを信じていた」「ただ崇めて頼って従っていられる大義さえあればいいと思っていた(byレド)」「自ら思考し判断することを負担と感じていた(byストライカー)」という、ガルガンティアに来る前だった発展途上状態のレド少年はともかく、1話のクーゲルは自ら思考し判断する人間(軍規違反を侵してでも若いレドに希望を託したシーンがあった)だったので、同盟の大人達は意外にあんな感じで、睡眠啓発のプロパガンダや社会システムの酷薄さとは裏腹に、比較的人間性を有している人が多かったのかも知れないけれど。
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- 100. 名無しさん
- 2013年07月05日 23:08 ID:mEbVYKxv0
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>96
すごく調味深いね!
銀河同盟はマザーコンピュータが生まれた時からがっちり思考統制してたけど、チェインバーが論じてたように「自律思考しないものは人間ではない」という絶対の定義があって、敢えて社会やシステムに疑問を抱くような「揺らぎ」を採り入れてるっていう記述が「少年と巨人」にあった。
実際にそういう人格を持つよう作りだした人間をカウンセラーに配置して、「揺らぎ」を子供たちにばらまくようも仕向けてた。
レド自身もその影響を受けた一人だったけど、行き過ぎた者は処分し、ほどほどに影響された者は残して上手くバランスを取ってたらしい。
意外とレドが地球に割と早く順応出来て、同盟の空虚さに気づいて自立出来たのもその影響のせいかもしれないね。
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- 101. 名無しさん
- 2013年07月06日 00:42 ID:rIiEoyo.O
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>>89
パイロット支援啓発システムであるチェインバーは、第1話冒頭からレドの判断・行動こそが自身の成果であると宣言しているよ(チェインバーの目的は、ヒディアーズ殲滅戦に参加している時と地球で活動している時で全く変わっていない)
予想外の環境の変化に諦めず、適切に判断し行動し続けたレドを褒め称えたのも評価基準がブレていないため
環境が変わって新たにチェインバーの評価基準が変わるなら、ストライカーの論理も環境変数として受け入れられただろうが、人類として望ましい評価基準はチェインバーの中で変わらなかったのでストライカーの論理は間違いだと判定した
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- 104. 名無しさん
- 2013年07月06日 08:54 ID:qyLipHLE0
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※89
※101
「レド少尉がより多くの成果を獲得することで存在意義を達成する」→ブレていない
「成果」の定義
レド少尉の生命維持を最優先→ブレていない
レド少尉が成果と考えること→レドの価値観の変化により変化→レドの変化によりブレた
チェインバーはレドの成果獲得のための最優先事項を「レド少尉の生命を維持すること」としていたんじゃないかな。(そこはブレていない)。なので、銀河同盟には帰還不能=レド少尉は地球で生きていかなればならない→地球でレド少尉が生きていくための支援が当機には必要とされている、という感じで支援内容が変化していった。
(続く)
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- 105. 名無しさん
- 2013年07月06日 08:55 ID:qyLipHLE0
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※104続き
チェインバーが自殺行為だと文句を言いながらレドのニューロプラスパワードを許容した点については、(想像だけど)同盟のAIは根本的には「人類の存続発展」を最上位の目的としているからでないかと。なのでレドが自分の生命より打倒ストライカーを優先したことについては、より多くの人の成果の獲得に繋がると判断として受け入れることができた。
死を望むか?との問いに対するレドの回答&レドの生体情報を監視していたチェインバーは、アヴァロンへの滞在権利を獲得したときには期待値に満たなかったレドの反応が、ガルガンティアでは期待値を満たしているのを既定事実として知っていたことから、「ガルガンティアで生存することがレド少尉が獲得しうる最大の成果である」と最終結論づけたのでないかと推測しますw
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- 106. 名無しさん
- 2013年07月06日 09:56 ID:qyLipHLE0
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※105続き
論点がずれてたようなので補足
自分としては銀河同盟の人類の定義、あるべき人の価値観については意見を保留
ただ、10話で「当機が独自に行った情報解析の帰結である」とチェインバーが言っていること、銀河同盟のマザーコンピュータ、ストライカー、チェインバーは、それぞれ異なる存在意義の達成対象の下で稼働していること、保有している情報の質と量が異なること、両機とも同盟のリンク外にあることから、それぞれの条件で探索した場合、
異なる結論となるのは必然かなとは思います。
ストライカーとチェインバーは同盟のリンク内にあるときは、マザーコンピューターの定義に従うのでないかと。
何考えてるのか分かりませんがw
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- 107. 名無しさん
- 2013年07月06日 10:07 ID:GMGqB1ur0
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※105
>より多くの人の成果の獲得に繋がると判断として受け入れることができた。
”最大の成果”については同意ですが、↑はちょっと違うような気がします。
受け入れるかどうかではなく、AIはパイロットの判断に従うものだからでしょう。
だから最後の一線を越えようとした時に「死を望むか?」と直接的な表現でレドの判断が生存に
傾くよう誘導し、最終命令をためらわせたのではないでしょうか。
(エイミーを目撃したことでレドの決意が揺らいだことを利用した??)
たぶん軍籍剥奪からパージの流れも「最優先:パイロットの生命維持のため緊急脱出」の名目で
チェインバーが嘘をついた(偽情報による撹乱をパイロットに対して行った)のだと思います。
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- 108. 名無しさん
- 2013年07月06日 10:40 ID:qyLipHLE0
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※107
チェインバー最高のGJですねw「少年と巨人」によれば、マシンキャリバーには「士気、戦意を啓発し、成果を増大させる」「自主性を発揮し啓発する」機能が備わっているようなので、この場合の「士気、戦意」を=「生きる意志」と考えればパイロット放逐も(同盟のリンク外にある)チェインバーの裁量の範囲内でありと思います。
AIはパイロットの判断に従うけれど、許容できない部分については機能できないのではと思っています。なのでレドも戦闘前に「お前はストライカーと戦えるか?」と自分の命令がチェインバーの論理と矛盾し機能に抵触しないかの確認をとった。
「受け入れることができた」という表現は「チェインバーの行動原理に抵触しなかった」と読み替えていただればと思います。
例えば「エイミーを助けるため」という理由でチェインバーがレドの命を賭けることを納得したかは謎ですw
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- 109. 名無しさん
- 2013年07月06日 11:03 ID:fjzZlqo40
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>104 106
ほぼ全面的に同意する。
>107
>105について自分も少し納得がいかなかったので「パイロットの判断に従う」に同意する。
本来であれば警告はしてもあれほど強硬に拒むことは無いはずで(1話時点のケツ持ちはあっさり従っている)、しかもレドの説得=論理に同意してパイロットの自殺行為を許容するというのもおかしな話です。
ニューロプラスパワードを「継続するか?」ではなく「死を望むか?」と聞いたのも。
おそらくもうこのあたりから最終決断へと繋がっていたような気がします。
パージの件はチェインバーの優しい嘘ですが、「パイロットを拒絶する権限はない」チェインバーが唯一システム上出来る行為だったのではないかと思います。つまり自分自身のシステムに対してかく乱を行ったのではないかと・・・。
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- 111. 名無しさん
- 2013年07月06日 13:15 ID:GMGqB1ur0
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※108
>「受け入れることができた」という表現は「チェインバーの行動原理に抵触しなかった」と読み替えていただればと思います。
了解です。
※109
自身のシステムに対する撹乱ですか…その発想はありませんでしたが、それもアリだと思います。
私はレドをこの世界に送り出すためにチェインバーがレドに対して嘘をついたと考えました。
レドが”乗機を失った同盟の兵士”ではなく”この世界に生きる一個人”として天寿を全うすることが
最大の成果と結論したものの、「兵士をやめて一般人として暮らせ」のような直接的な表現が使えない
(おそらく軍規に反する)から茶番を演じたのではないか?という妄想です。
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- 112. 名無しさん
- 2013年07月06日 13:54 ID:HBdUhYvbO
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チェインバー&レドとストライカー&クーゲルの結果の違いは、死を賭して目的を完遂するパイロットだったかどうか
レドは我々に居場所は無いからストライカーを倒して死ぬなら本望だと決意したが、エイミーを再び見て一緒に生きたいと(銀河同盟時代には希薄だったのに)欲が出た
この成長が秘める可能性をチェインバーは尊重した
クーゲルが無理してコクピット内で死ぬ代わりに庇護した教団の崇拝が強固なものになった経緯について、特典OVAの15話で語られることを願う(ストライカーには、クーゲルの意志を変える術が無かったのだろうと想像する)
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- 116. 名無しさん
- 2013年07月06日 20:43 ID:PfYCHGCV0
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※113
OVAが最初からクーゲルさん視点で始まるのかなーと思ってます。
例えば、レドが偶然ストライカーのログをサルベージして回想回へ→解析によってクーゲルの真意を知る、なんて展開だったらいいなあと。
そんなに都合いい話にはならないかな。
※71、74
どこかの記事で見た記憶ですが、ストライカーは大人、チェインバーは子供のイメージで書かれたんだと。確かにガルガンに着いたのが大人のクーゲルさんだったら、こんなにすんなり(でもないけど)船団に適応できなかったかもしれませんね…。
それと、ニコ生かイベントトークか、どこで語られたのかは不明ですが、同盟とヒディアーズ辺りの設定は1話Aパートのために作られたものだそうで(と、レド役の石川君は聞かされたそう)、作中に出てこなかった設定は山ほどあるそうです。
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- 120. 名無しさん
- 2013年07月07日 01:04 ID:Jd.BmHsC0
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公式ブログでOVA15話のクーゲルイラストが公開されてるけど、パイロットスーツの上に変なマント羽織ってるから(笑)、一応「神の使い」的な活動ができるほどの時間はあったんだろうなと思う。
最終話を見直した。
チェインバーが、レドが生きて経験を積むことに期待してコクピットを切り離したことに対して、「支援啓発システムにパイロットを拒絶する権限はない」ってストライカーが言うんだけど、逆にストライカーはパイロットを抱え込んだまま離さなかったことで失ってしまったんじゃないかって妄想した。
中佐どうして亡くなっちゃったんだろうなあ…OVAに期待。
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- 121. 名無しさん
- 2013年07月07日 07:59 ID:.sYUYxX40
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※107 パイロットの判断(を正しいと認識した場合)に従う
と付け加えたいですね。
言葉の通りだと思うんですよ。
自殺行為だから許諾できない > 論理に破綻はない(仕方ない)
だと思います。
この時点で、チェインバーの中ではコクピットのパージは決まっていたのではないでしょうか。
自らの死を要望するか?に対するレドの反応は大半が過去形です。
あの後、ガルガンティアのために死んでも悔いは無いくらいのことは言いかねない心理状態だったのではないかと思います。
言葉を途中で遮っての軍籍剥奪宣言ですから、どう言う答えでも生存と探究を求めたと思います。
自分自身とレド、両方を騙したかったのではと考えます。
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- 128. 名無しさん
- 2013年07月08日 07:29 ID:imjufQZy0
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※123
>高度なAIが人間に服従すると言う前提を巧妙に回避したとも取れますが
>プログラムされた命令に逆らってまで彼の生存を望んだ、と思うとちょっとウルっと来ますね。
非常に共感しますが、生存は大前提でしょう。ここも言葉の通り
その命に最大の成果を だと思います。
対人支援回路の第一原則というのは、恐らく(人機共に)いかなる状態になっても、人を支援する、見放さないと言うことかと推測します。
つまり回路のプログラムとしては成果を見届けなければ、自身の存在意義を達成できません。ですが、最大の成果を追及した結果、自身が見届けることを諦め障害を排除する必要に迫られました。ここで矛盾が発生し、プログラムとしてはコンフリクトが起こるはずですが、それを昇華(消化)しあの行動を出来たのがチェインバーで、出来なかったのがストライカーでしょう。
ま、どう解釈するにせよ、胸が熱くなりますね。
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- 132. 名無しさん
- 2013年07月08日 14:33 ID:GMulITWt0
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※93※94※95
想定外のデータリンク喪失でAIに個性が生まれた、というのは面白いね。なるほど。
クーゲル教団の幹部が若い娘(姉妹?)なのが気になったんだけど。
クーゲル中佐とストライカーが地球に飛ばされたときの(後の教団となる)船団は、まだガルガンティアみたいにのんびりしてたんじゃないかと思う。
そこで出会った若い娘たちと愛人関係になるイケメンクーゲル中佐。戦いを忘れて酒池肉林な日々、過度の肉体的接触から風土病をもらってしまったとか(笑)
そんな生活をクーゲル中佐もまんざらではないと思っていたかもしれない。だが、あちこちに海賊のようなならず者がいる無秩序な世界、ただクジライカを恐れるような無知な船団民。
ストライカーもこの世界の状況を学習していて、軍務を忘れたクーゲル中佐に業を煮やしたというか、全然相手にしてくれない不満やクーゲルの愛人達への嫉妬心(笑)から、ストライカーはクーゲル中佐に有意提言「人類銀河同盟の思想を啓蒙し、この世界に秩序を与える必要がある。」
先は長くないとわかっていたクーゲル中佐、そうしたほうがいいかもなー的なノリでその提言を受けいれ、ストライカーに命令したのかも。
久々の命令にストライカーちゃん大喜び「わたしこの任務を達成させるわっ!絶対よっ!」
そこからストライカーの暴走が始まった。
神になって教団をつくるのが効果的だと判断したり。クーゲルに妄信的な愛人の娘達を教団幹部にしたり。クーゲルの死後も映像で生きているように見せかけたり。
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- 138. 名無しさん
- 2013年07月08日 23:19 ID:BwNV6yXBO
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地球に漂着したクーゲルが教団に敷いた圧政は、かつて新天地開拓という名目で行われた欧州の蛮行を思わせる(もっと苛烈だけど)
降り立った場所が元々土俗信仰によって成り立つ共同体だったなら、下士官を統率した軍人としての経験と銀河同盟体制を付加してクーゲル教団と成した経緯も想像に難くない
さらに帰投する術も失ったマシンキャリバーが、パイロット亡き後啓発支援の対象を外に求めたとしたらどうだろう
信者の求めるがまま神であり続けるしかなかったのではないか
一方、レドを放出したチェインバーの行為は彼の命を救う為の方便にも思えるが、情に流され涙を流すような者が銀河同盟兵士として不適格だろうことを鑑みると、きちんと正当性がある
そして命を賭してもガルガンティアを守るというレドの覚悟は、単機でストライカーに特攻したチェインバーによって実行された
マシンキャリバーが互いの主人に忠実なだけだったとも言えるけど、ガルガンティアで仕事をしたり焼肉鉄板になるという想定外の経験を積んだチェインバーには人格らしきものが芽生えていたのかも知れないな
人間を象ったものには魂が宿り易いというからね
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