TOWNS Multimedia Forum FAQ

MS-Windows95 FAQ 工事中

Last update 1997.8.23

FM TOWNS用Windows95固有のFAQをまとめたものです。 
Windows95汎用のFAQは、MicrosoftのFAQなどを参照してください。 
FTOWNSホームページなど、別にまとめられたTOWNS Windows95 FAQもあります。 

MS-Windows95


FM TOWNSで MS-Windows95 は使えますか?

富士通から販売されているFMTOWNS用のWindows95が使えます。 対応機種はモデルME/MA/MX以降のいわゆる白TOWNS(V-TOWNS除く)ですが、それ以前の機種でもインストールできたという報告があります。ただし、モデルHR/URや386CPUのいわゆるグレーTOWNSの場合、正規対応機種ではありませんので、個人の責任において使用してください。 

PC/AT互換機用やPC-98用として売られているWindows95は使えないので注意してください。 
FMV-TOWNSでは、AT用のWindows95が標準でプリインストールされています。 

メモリ8MB以上必須(12MB以上推奨) 
ハードディスクの空き容量 約75MB必須です。 

販売

 店頭販売は無く、富士通ソフトウェアセンターでの直接販売という形のみになります。NIFTY-Serveの富士通レベルアップサービス(GO LUP)でも購入できますし、全国の富士通プラザでも受け付けているらしいです。 

 アップグレードパッケージ(CD-ROM版) B298C0140 : 13,800円(税別) (MS-DOS V5.0以上とMS-Windows3.1が必要) 
 通常パッケージ(3.5インチフロッピィ) B298C0130 : 29,800円(税別) 

詳しくは、富士通ホームページFM WORLD などを参照してください。  

PLUS!

TOWNS用のPLUS!は、販売されていませんが、機種に依存しない部分はAT用や98用が使えます。 
ハードディスク関連は、インストールすると危険です。 

DirectX

使えるという報告があります。細かいバージョンが多数存在するので、どのバージョンなのかは定かではありませんが、AT互換機(DOS/Vマシン)より安定しているという話もあります・・・。 

DirectX3をインストールすると、Windows95が起動できなくなります。インストールする前に幾つかのファイルを退避しておけばよいのですが、インストールしてしまった場合に修正するには、TOWNS用Windows95 CD-ROMから幾つかのファイルを修復します。 

手順 

  1. インスートル前に次の3つのファイルを適当なディレクトリに退避(コピー)させる
  2. \Windows\System\Vmm32\Vmcpd.vxd 
    \Windows\System\Joy.cpl 
    \Windows\System\Vjoyd.vxd 

  3. DirectX3をインストールする
  4. ここで一度Windowsを再起動する (再起動時に上のファイルが置き換えられます。正常に起動することはできません)
  5. TownsOSやMS-DOS、セーフモード等で起動し、退避しておいた3つのファイルを元の位置のファイルに上書きコピーする
起動できなくなった場合の復旧方法 
    3つのファイルを退避せずDirectX3をインストールした場合の復旧方法です。
  1. 適当なドライブまたはセーフモードで起動する。(DOSまたはコンソールとCD-ROMが使える環境)
  2. CD-ROMドライブにWindows95 Upgrade CD-ROMを入れる
  3. Windows95をインストールしているドライブの\WINDOWS\COMMAND\に移動

  4.  

    Extract /E /L x:\SYSTEM\VMM32 Q:\WIN95\WIN95_18.cab VMCPD.vxd 
    Extract /E /L x:\SYSTEM Q:\WIN95\WIN95_04.cab JOY.cpl 
    Extract /E /L x:\SYSTEM Q:\WIN95\WIN95_18.cab VJOYD.vxd  

    を実行する。(x:は、Windows95をインストールしているドライブ名に置き換えて読んでください) 

ServicePack

MS-Office97


Windows95のインストール方法

Windwos3.1上からインストールする方法もありますが、ここではアップグレード版を使ってHドライブに新しくインストールしてみることにします。 MS-Windows95の他に、MS-DOS V5.0以上のフロッピィとMS-Windows V3.1のCD-ROMを準備してください。 
MS-Windows V3.1が既にどこかの区画にインストールされている場合は、MS-Windwos V3.1のCD-ROMは必要ありません。 まず、MS-DOS V6.2をインストールします。 インストールが終了すると、リセットされ、MS−DOSが立ち上がるようになります。 ここで、CD-ROMを認識させるために、デバイスドライバを組み込みます。 (TownsOSでCD−ROMの内容をハードディスクやMOにコピーしてからインストールする方法もありますが・・・CD−ROMの読み取りエラーが多い場合などに使えます) 
H:\>EDIT CONFIG.SYS と入力し、 

DEVICE=H:\DOS\CDISC.SYS 
DEVICE=H:\DOS\CDDRV.SYS /D:TOWNS_CD /U0:0 
LASTDRIVE=Z 

の3行を加えます。 [ALT], [F], [S] で保存し、[ALT],[F],[X]で終了しましょう。 今度は、AUTOEXEC.BATを書き換えます。 H:\>EDIT AUTOEXEC.BAT と入力し、 
H:\DOS\MSCDEX /D:TOWNS_CD /L:Q 
の一行を最後に加えます。 H:\>REIPL H: で一度リセットし、CD-ROMドライブを認識させます。 
H:\>Q: 
H:\>SETUP 
で、ハードディスクのエラーチェック後、Windowsのインストールがはじまります。 (DOSを使わないインストール方法もありますが、最初はできません・・・) 
インストールが半ば終了すると、再起動されますが、このとき、他に設定していた起動区画の設定が全て消えています。(再起動後も設定項目があるためです)全てのインストール終了後にSETUP2コマンドなどでTownsOS区画の起動を再度設定しておきましょう。

ドライバーディスクや追加ドライバーを必要に応じてインストールします。
修正キーボードドライバなどが富士通ホームページ上にアップされています。


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