2013.7.9 05:04(2/3ページ)

虎・能見、沖縄でもちばる「やること変わらない」

スタンリッジと並んでキャッチボールを行う阪神・能見=沖縄セルラースタジアム那覇(撮影・安部光翁)

スタンリッジと並んでキャッチボールを行う阪神・能見=沖縄セルラースタジアム那覇(撮影・安部光翁)【拡大】

 最高気温は33度に達し、練習前に見舞われたスコールでグラウンドは熱気ムンムンだった。能見の額から止めどなく流れる汗。「暑い…本当に」。ついに迎える、9日の球団史上初の沖縄での公式戦。左腕の一投から新たな歴史が刻まれる。竜倒からエースローテが幕を開ける。

 「富山で投げているしね。やることは変わらない。(暑さも)大丈夫でしょ。(足とか)けいれんだけ、しないように」

 いいイメージがある。前回中日と対戦した6月25日の一戦(富山)は九回途中1失点で白星を手にした。しかも、その富山を含め、今季地方球場では2戦2勝、防御率1・73と好相性。この日の練習ではマウンドから数球、試し投げを行い「(傾斜が)フラットな感じ」と準備を整えた。9打数4安打と苦戦するルナが左ひざ痛から復帰する見込みだが、動じる必要は全くない。

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