南国の空の下、ランニングで汗を流す藤浪。次こそ完投と意欲的【拡大】
これまで通算12試合の登板で、最長イニングは7回(3度)。首脳陣の育成方針で球数制限が設けられてきたが、完投能力はもともと高い。ほぼ1人で投げ抜いて大阪桐蔭高を春夏連覇に導いた昨夏の甲子園で実証済みだ。もっと投げられますよ-。投手陣のスタミナが懸念される夏場に背番号19の“訴え”は、どこまでも頼もしい。
沖縄セルラースタジアムで、ランニングなどのメニューをこなした後「特に疲労もたまってません」と気候とは対照的に涼しい顔を見せた。
次回の登板予定は14日のDeNA戦。晋ちゃんの新たな挑戦が始まる。 (栃山 直樹)
★沖縄休暇はぷらぷら!?
藤浪の登板2日後は基本的に休養日に充てられている。つまり、9日は“フリーデー”。首里城に美ら海水族館、と観光名所には事欠かない南国での休暇となった。どうするの?
「そのへんをぷらぷらしたいと思いますけど…」。やはり藤浪の頭の中には野球しかない!?
(紙面から)