筑波大水泳部の1年生男子部員(18)が自宅で部員仲間と飲酒中に倒れ死亡した事故を受け、筑波大は8日の記者会見で「飲酒の強要はなかった」と発表した。ただ、その場にいた15人のうち4人が未成年だったとし、部員らが属する水泳部の競泳部門の活動を当面自粛することを決めた。
大学の調査によると、亡くなった男子部員は7日、競泳の県選手権大会に出場したが、体調不良を訴え、予定していた2種目のうち1種目だけに出場した。その後、つくば市の自宅アパートで打ち上げとして午後7時半ごろから酒を飲み始めた。15人のうち1年生が4人、3年生が7人、4年生が4人だった。
男子部員はビールと梅酒を7、8杯飲み、急に青ざめ吐いたという。つくば中央署が死因を調べている。調べを受け、筑波大は関係した部員らの処分を検討するとしている。