【ロンドン原田公樹】ドイツ女子1部リーグ、ポツダムFWで、なでしこジャパン(日本女子代表)の大儀見優希(25)が8日、イングランド女子スーパーリーグのチェルシーへ移籍することが決まった。一両日中に正式発表される。2010年から春秋制に改編された同リーグで日本人がプレーするのは初。大儀見は20日から韓国で開催される東アジアカップ後に渡英する。
大儀見は2010年1月に日テレ・ベレーザからポツダムへ移籍。昨季まで3シーズン半プレーした。本来はセンターフォワードだが、昨季はトップ下としてもプレーして22戦18得点。代表では2011年女子W杯優勝、2012年ロンドン五輪銀メダルに貢献するなど、この数年で著しい成長を遂げた。
これが今季からチェルシーを率いるヘイズ監督の目に留まった。昨季末でポツダムとの契約を満了した大儀見は新天地にチェルシーを選んだ。昨季8チーム中6位だったチェルシーだが、今季から資金を投じて強化に乗り出している。早ければ8月4日のホームでのドンカスター戦が大儀見のデビュー戦になる。
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