中国株:2週間ぶり大幅安-中国神華能源などエネルギー株安い
7月8日(ブルームバーグ):中国株式相場は2週間ぶりの大幅安。エネルギー株と工業株が軟調だった。
石炭生産で中国最大手の中国神華能源(601088 CH)は3.6%安。年初来の値下がり率は38%となった。雲南錫業(000960 CH)は8.7%安。規律違反の疑いで会長が当局の調査を受けていることを明らかにした。
中国最大の産金会社、紫金鉱業 (601899 CH)は4.1%安と、6営業日ぶりの反落となった。1-6月(上期)が減益になったもようだと発表した。ゴールドマン・サックス・グループは金属相場の下落や売り上げ減少を挙げて、中国の鉱山会社の業績見通しを引き下げた。
上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動している上海総合指数 は前週末比48.93ポイント(2.4%)安の1958.27。先週は週間で1.4%上昇した。上海、深圳両証取のA株に連動するCSI300指数は前週末比2.8%安の2163.62。
中原証券の李俊ストラテジスト(上海在勤)は「景気への信頼が欠けている。資金流出への懸念もある。株式にとってポジティブな材料は何もない」と述べた。
原題:China Stocks Drop Most in Two Weeks as Energy Shares at2008 Low(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:上海 Zhang Shidong szhang5@bloomberg.net
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更新日時: 2013/07/08 17:02 JSTニュース一覧
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