マルチタスクで空間にいくつもの魔法陣を展開していく。
高速で展開していくのは、複写眼により無駄な箇所を省いていき、力の流れを制御する。
それと同時に魔法を基礎構築を展開。
「日本のアニメーションの真髄!想像と言う魔法を見せてやる。」
『悪夢の王のひと欠片よ』
『天空の戒め解き放たれし』
『氷れる黒き虚無の刃よ』
『我が力 我が身となりて ともに滅びの道を歩まん、神々の魂すらも打ち砕き!』
それと同時に魔法陣が輝き展開されていく。
さらにマルチタスクを使いながら同時に魔法を構築
『闇よりもなお暗き存在』
『夜よりもなお深き存在』
『混沌の海よ たゆたいし存在 金色なりし闇の王』
『我ここに汝に願う 我ここに汝に誓う』
『我が前に立ち塞がりし全ての愚かなる者に』
『我と汝の力もて等しく滅びを与えんことを』
もう一つの魔法陣も同時に完成する。
そして2つの魔法陣を合成!
「《超広範囲神滅斬!!!》」
それと同時に箱舟の時が食われていき、消滅していく。
「ヴォルフ様!船体が崩壊していきます。船体内の時間軸が元の時間軸に強制送還されて・・」
「おのれ・・おのれ、あと一歩というとこで・・・そのままヴォルフいや旧姓アドルフ・ヒトラーは消滅した。」
虚無に食われていく箱舟を見ながら雪は
「思いつきで、重破斬と神滅斬を合成して広範囲魔法に空間さえ切り裂く特性をつけた魔法を土壇場でやってみたけど成功してよかった・・・」
とホッとした表情のまま大地を見るが・・
「え?」
巨大な円形の海の上に一つの巨大な大陸が乗っており帝国領の広大な穴が開いてた所からは銀色の水が流れてるのが見えた。
古代人が作ったって聞いたけど、やっぱりコロニーだったんだな・・
それと同時に、コロニーが粒子となって少しづつ消え始めた。
「ミミールが損失したからか・・・でも複写眼で見てもどうにも出来ないぞ、これは・・・え?」
後ろに気配を感じて振り向くと妙齢の女性が浮いていた。
「誰ですか?」
俺の戦闘モードの時に、こんなに近くにくるまで気配感じさせないなんて・・・
「私はミミールのメイン人格システムです。雪さん、貴女にお願いがあるのですが・・」
「お願い?・・・」
あとでそのお願いは聞くべきじゃなかったと相変わらず後悔するのだが・・・
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