年始早々の大波乱! 京王線で暴力事件発生!!
「男性差別を許さない市民の会」と「差別ネットワーク」は、1月7日(金)、JR新宿駅・南口において、今年初めての街頭演説活動を行った。非常に寒く風が強いなか、約3時間に及んで一人ひとりがマイクで「女性専用車」の不当性や矛盾、「女性専用車」のウソを訴えていった。
年始早々の街頭演説、この日はとても寒かったが、メンバー全員気合いの入った演説をした。
冬は日が暮れるのが早いが、「女性専用車」の不当性を訴えるため、寒い中演説活動を行う。
演説活動が終わり、次は、「女性専用車両に反対する会」が主催する「任意確認乗車会」のため、集合場所である、新宿西口交番前に向かった。 しかし、その「任意確認乗車会」が、年明け早々の大波乱となった。
下記は、「差別ネットワーク」(兼松代表)の報告である。
総勢9名、私らは、先発隊5名と後発隊4名の2手に分かれて「女性専用車」に乗車、明大前で合流し、そのまま、調布まで乗車することにした。私は後発隊だったが、一人の女性から声かけはあったものの、そのほか、別に異常はなかった。ところが、仲間の携帯に、先発隊から、「仲間が暴行を受けた」との連絡が入り、緊張が走る。まもなく、明大前に到着、私らは下車したが、すでに、先発隊は、駅の詰め所にいるらしい。もちろん、私らは、駅の詰め所に向かった。
先発隊から話を聞くと、小柄の女性から車内で降車を強要され、明大前で降車した後も、その女性からイチャモンをつけられた、その際、仲間の2人に暴力を振るって逃げようとしたので、駅員に取り押さえられたとのこと。すると、その女性は一転、泣き出したそうだが、「泣けば済む」という話ではない。暴力を振るえば、立派な犯罪(=暴行罪)である。
詰め所には、警察官が続々と駆けつけてきたので、その都度、私らは、事情を説明した。私らは、警察官に、「女性が反省しておれば、これ以上、大事(おおごと)にはしない」と言ったのだが、警察官の様子では、(女性は)反省していない模様(泣くわりには頑固である)。そこで、被害者の2人と加害者の女性は、最寄の(北沢)警察署に行くことになった。
私らは、近くのファミレスに待機し、仲間からの連絡を待った。私は、これまでの経験から(新宿警察署も目黒警察署もそうだったが)行き帰りを合わせて、大体、2時間くらいで処理されるだろうと踏んでいた。案の定、2時間弱で、仲間は戻ってきた。
警察署では、多分、警察官から、「反省しないと、大事(おおごと)になる」などと諭されたのだろう、仲間の目の前で、その女性、目を真っ赤にして謝罪したそうである。「二度としない」という「誓約書」にも署名したので、それ以上は不問にしたとのこと。
まあ、私らは、女性が憎いわけではない。(男性排除という)行為が憎いだけだから、「反省」すれば、それ以上、どうこうするわけではない。強要罪、侮辱罪、暴行罪などの犯罪行為をしなければいいだけの話である。
そもそも、一番悪いのは、「女性専用」でもないのに、「女性専用車」、「Women Only」などとウソの表示をしている鉄道会社である。それを真に受けて、女性乗客は、男性を降ろそうとする(で、その際、カッとなって、相手を侮辱したり、暴力を振るったりする)。それでいて、鉄道会社は、「事件」が起こっても、「利用者同士のトラブルなので、私らは知りません」というような態度をとっている。女性を犯罪者にしないためにも、いい加減、ウソはやめていただきたい。
なお、明大前での「捕り物劇」の模様を録音した動画がアップされているので、ご紹介する。
●YouTube
京王電鉄明大前にて私人逮捕
引用元: 「差別ネットワーク」 年明け早々から大波乱!
京王線での「任意確認乗車会」終了後、私たちは、TX(つくばエクスプレス)の秋葉原駅に向かった。「女性専用車」に乗車すると、私たちの頭上には、「女性専用車限定広告」がある。これは、
鉄道会社が「女性専用車」に固執する理由の一つであり、一般車の中づり広告よりも、約1.5〜2.5倍の広告料を取っている。つまり、金儲けだ。さらに、「痴漢対策のフリができる」、「他の高価な痴漢対策を導入しなくて済む」など、鉄道会社からしてみれば、「利点」だらけである。
(左) TXの「女性専用車」と称する一般車に乗車する男性メンバー。
(右) 鉄道会社が「女性専用車」に固執する理由の一つ、「女性専用車限定広告」。
私たちが「女性専用車」に乗って草々、二人の駅員(もしくは、乗務員)がこちらにやってきた。
これまで、主に19時から20時くらいに乗車していたこともあるだろうが、駅員や乗務員は、私たち「反対派」を無視している傾向にあった。「触らぬ神に祟りなし」というが、私たち「反対派」と議論しても勝てないどころか、論破され形勢不利になるからである。これは京王でも見られる傾向であるが、今回はいつもと異なり、22時過ぎであったため、まさか私たち「反対派」が乗っているとは思わず、声掛けしてきたのだろう。
当然、「お願い」と言いつつ、駅員の横でパンを食べている女性客には目もくれず、車内飲食というマナー違反は無視して、善良な男性客に声をかけて降車を求める。これがTXの実態である。ともあれ、駅員を論破するどころか、途中で、そそくさと退散したので、消化不良となった。
しかも、この会社。かつて、「女性専用車両に反対する会」が話し合いを求めた際に、「面談をするスペースが無い」とか言ったようである。TXは商談や面会スペースしかないのだろうか。いや、そんなわけがない。最初から会う気が無いのだ。詳しい報告は下記に出ているので、是非、見ていただければと思う。
「女性専用車両に反対する会」 活動報告
当会つくばエクスプレス(TX)非協力乗車会と、TXの対応について
そして、私は途中下車し、他のメンバーと別れた。その後も何事もなく無事に乗車できたようだったが、最近、TXは手を抜いていたので、たまには乗らないといけないだろう。
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