投票「必ず行く」「期日前投票した」63%7月8日 19時43分
NHKが行った世論調査によりますと、今回、参議院選挙の投票に行くかどうか聞いたところ、「必ず行く」と「期日前投票をした」と答えた人を合わせると63%で、前回・3年前の参議院選挙の同じ時期の調査と比べて、4ポイント低くなっています。
NHKは、参議院選挙を前に、3週連続で世論調査を行いました。
今回の調査は、今月5日から3日間、全国の20歳以上の男女を対象に、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかける「RDD」という方法で行い、対象となったのは4751人で、65%に当たる3088人から回答を得ました。
それによりますと、▽安倍内閣を「支持する」と答えた人は、1週間前の調査より2ポイント下がって57%でした。
一方、「支持しない」と答えた人は、1週間前より1ポイント上がって25%でした。
次に、今月21日に投票が行われる参議院選挙について、どの程度関心があるか聞いたところ、▽「非常に関心がある」が27%、▽「ある程度関心がある」が52%、▽「あまり関心がない」が16%、▽「まったく関心がない」が3%でした。
参議院選挙の投票に行くかどうか聞いたところ、▽「必ず行く」が61%、▽「期日前投票をした」が2%、▽「行くつもりでいる」が26%、▽「行くかどうか分からない」が7%、▽「行かない」が3%でした。
このうち、「必ず行く」と「期日前投票をした」と答えた人を合わせると63%で、前回・3年前の参議院選挙の同じ時期の調査と比べて、4ポイント低くなっています。
また、8つのテーマを挙げて、参議院選挙で投票先を決めるにあたって重視したいと思うかどうか尋ねたところ、重視したいと思うと答えた人が最も多かったのが、▽「東日本大震災からの復興」の83%で、次いで、▽「経済政策」の80%、▽「社会保障政策」の77%、▽「原発のあり方を含むエネルギー政策」と、▽「財政再建」の69%などとなりました。
さらに、参議院選挙の結果、自民党と公明党が参議院でも過半数を確保するのが望ましいと思うかどうか聞いたところ、▽「望ましい」が30%、▽「どちらかといえば望ましい」が29%、▽「どちらかといえば望ましくない」が16%、▽「望ましくない」が16%でした。
次に、安倍内閣の経済政策を評価するかどうか聞いたところ、▽「大いに評価する」が10%、▽「ある程度評価する」が55%、▽「あまり評価しない」が22%、▽「まったく評価しない」が6%でした。
また、景気が回復していると感じるかどうか聞いたところ、▽「感じる」が13%、▽「感じない」が47%、▽「どちらともいえない」が35%でした。
今の憲法を改正する必要があると思うかどうか尋ねたところ、▽「改正する必要があると思う」が28%、▽「改正する必要はないと思う」が26%、▽「どちらともいえない」が36%でした。
インターネットによる選挙運動について、参議院選挙の投票にあたって、どの程度参考にするか聞いたところ、▽「大いに参考にする」が3%、▽「ある程度参考にする」が22%、▽「あまり参考にしない」が34%、▽「まったく参考にしない」が30%でした。
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