'13/7/9
皆実高に人工芝グラウンド
皆実高(広島市南区)は8日、広島県内の公立高校で初の人工芝のグラウンドを公開した。凸凹が少なく、運動しやすい。体育の授業や男女サッカー部の練習で活用する。
グラウンド約1万8千平方メートルのうち、9400平方メートルを人工芝に張り替えた。芝は長さ65ミリでポリエチレン製。芝の間に温度上昇を防ぐ特殊加工を施したチップをまいてある。サッカー場1面分のラインを引いた。
昨年11月から総工費約1億3800万円で改修。この日の完成式では全校生徒約千人が集まり、平盛吉昭校長たち6人がテープカットして祝った。サッカー部の生徒たちが早速、感触を確かめた。
同高の男子サッカー部は、2008年度に全国高校選手権で優勝した実力校。
【写真説明】人工芝のグラウンドで練習する男子サッカー部員(撮影・山崎亮)