Win7 「システムで予約済み」パーティションを消す
先日端折ったところの説明。
普通にWin7をインストールすると「システムで予約済み」パーティション(100MB)がつくられますが、これをつくらずにインストールしようという目論見です。
※「システムで予約済み」パーティションは万が一のトラブルの際に有効とされていて、そのままの方が復旧作業は楽だそうです。
以下の方法でパーティションを分けずにすみますが、同時にそういったメリットが失われます。
※以下の説明は、HDDを丸ごと1つのパーティションとして扱う場合を想定してます。
複数パーティションに分ける場合は作業が違うので、ご注意ください。
今回、例として使うHDDは165GB。
容量表示の違いについて一応書いておくと、HDDは1000MB=1GBですが、OS上では1024MB=1GBとなるため、表示が153.4GBとなっています。
1.
Win7をインストールするHDDだけを接続し、インストール開始。
HDDはまだ領域確保も何もしてないので、まずは[新規]をクリックして容量最大(153.4GB)で領域確保。
2.
「システムで予約済み」パーティションが自動的につくられるという確認が出ます。
できなければそれでいいし、できてしまってもあとで消すので[OK]をクリック。
3.
容量最大を指定したのに、案の定「システムで予約済み」パーティションができて100MB・153.3GBと2つに分かれてしまいました(´・ω・`)
これを1つにしてすっきりさせたいので、まずは以下のようにします。
3-1.
「システムで予約済み」じゃない方のパーティションを選択。
ここでは「ディスク0 パーティション2」です。
3-2.
[削除]をクリック。
パーティション削除の確認が出るので、[OK]をクリック。
4.
ここではまだパーティションは2つですが、先ほど「ディスク0 パーティション2」だったところが「ディスク0 未割り当て領域」と変化してます。
いよいよ1つのパーティションにする作業です。
4-1.
「システムで予約済み」パーティションを選択。
4-2.
[拡張]をクリック。
パーティション拡張の確認が出るので、[OK]をクリック。
5.
これでパーティションが1つになりましたヽ(´∀`)ノ
あとは普通にフォーマットすればおk。
5-1.
「システムで予約済み」パーティションを選択。
5-2.
[フォーマット]をクリック。
フォーマットの確認が出るので、[OK]をクリック。
これで「システムで予約済み」パーティションなしでWin7をインストールできます。
なお、この方法はあくまでもうちのPC環境に基づくものなので、必ずしもこの方法でできるというわけではありません。
うまくいかない場合は「Windows7 システムで予約済み 削除」でぐぐって別の方法でチャレンジしてみてください。
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コメント
素晴らしい記事だ。役に立ったよ。
ありがとう。
投稿: | 2012年11月 1日 04時04分
こちらこそ、お褒めの言葉ありがとうございます。
お役に立ててよかったです。
投稿: 豆助 | 2012年11月 3日 12時43分