住居侵入男、隙間に挟まり動けず…現行犯逮捕

　７日午後２時４０分ごろ、広島市中区土橋町の住宅とビルの間で「人が挟まっている」と近隣の住民や通行人から１１０番が相次いだ。男は高さ約３メートルの地点で、幅約２０センチの隙間に挟まれ身動きが取れなくなっており、消防が約２時間後に救助した。軽傷だった。

　広島中央署は、住宅の屋根に勝手に上ったとして住居侵入の疑いで、自称広島市西区井口３丁目の無職丸本龍樹容疑者（３９）を現行犯逮捕。丸本容疑者は「覚えていない」と容疑を否認しており、同署は上った目的などを調べている。同署や広島市消防局によると、丸本容疑者は住宅の屋根から隙間へと転がり落ちたとみられる。住宅の２階窓からロープを使い、引き上げた。