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姉の言葉は完全に僕を打ちのめしていた。
僕に、何ができるのだろう。
今更。
顔を俯けて、沈んでいた僕に、そっと手が差し伸べられた。
「・・・母さん」
「久しぶりね」
母は相変わらず美しく、たおやかだった。
「あっ・・・っ、かあさ、ぼ、僕に近づいたら」
「構わないわ」
母は、首を振った。
「構わない。・・・あなたがどうなってしまったのか、わかってるから。
女の人を抱きたいのなら、好きなだけ抱きなさい」
「で、でも」
「どうせ、叔母さんの家に厄介になってた間、叔母さんたちを抱いていたんでしょう。我慢できるはずがないものね」
「そ、それは・・・でも、どうして」
「あなたが飲んだのは、そういうものなのよ。『呪われた血』なの。
わたしも、・・・そう、お姉ちゃんから話を聞いて、色々と調べたわ。でも、結局わかったのはどうしようもない事実だけ。あの薬は、とんでもないものだった。
一生あなたは、近親相姦から逃れられないわ。そして、わたしも、・・・叔母さんも、従妹のあの子もね」
「でも、母さんはまだ」
「無理よ」
母さんは、悲しげな顔をしていた。
「だって、ここも・・・」
そう言って、母は僕の手を自分の胸に当てる。
胸の先は鋭く勃起していた。
「それに、ここも・・・」
今度は下の秘所に僕の手をやる。
そこは、熱くぬめっていた。
「あなたのことをみて、感じるだけでこんなになってしまうのよ」
「だ、だからって、抱いたりするのは・・・」
「・・・どうせわたしは、もう誰とも結婚するつもりはないわ。だったら、息子と気持ちいいことをしても何も悪くない」
「ち、違う・・・」
「それとも・・・叔母さんや従妹は抱けるけど、母親は抱けないの?」
母は、狂っている。
正気のような目をしているが、狂っている。
僕が狂わせてしまった。
そう思うと、涙が出てきた。
自分のふがいなさに。
・・・母の、醜態ではなくて。
「何を泣いているの」
「だって・・・母さんがそんなこというから」
「これはわたしの意思よ。あなたが変なクスリを飲んだからこんな気持ちになったわけじゃない。もともと、誰もでもそういう欲望はあるんじゃないかしら」
「そんなわけない。おかしいよ」
「そう・・・じゃあ、従妹に初恋をするのは、狂っていないの? 実の叔母に、オンナを感じることは? クスリなんて飲まなかったころから、あなたは従妹の子や叔母さんに欲情してたじゃない」
母に恥ずかしい事実を指摘された。
思わず赤くなったが、すべて事実だった。
「・・・それは・・・」
「それに、姉さんやわたしのパンツでオナニーをしていたことは、どうなの」
「そんなことしてないっ」
思わず言ったが、・・・そう、それも事実だ。
母は、眉一つ動かさずに言い返してきた。
「・・・今更、何を隠すの」
「ゴメン」
僕は母に詫びた。
「とにかく、クスリはキッカケに過ぎないの。叔母さんも従妹も、わたしも、好き好んであなたに抱かれるの。
・・・ただし。
お姉さんだけは、あなたを認めていない。あなたのしたことは、ただのレイプになってしまった」
母は、そのことだけは念を押した。
「薬の副作用を知らなかったとはいえ、あの子はそのことで酷くショックを受けているわ。
・・・本当なら、わたしがあなたに抱かれるのだって、またショックを大きくするんでしょうけど・・・
フフ。
母親、失格ね・・・」
しなだれかかってくる母の体温は、妙に熱く、ジリジリと僕の性欲を煽っている。
このままだと、いつものように相手を押し倒し、組み敷いて、温かい胎内に精液を注ぎ込んでしまうだろう。
あと、どのくらいこの衝動に抵抗できるのだろうか・・・。
「母さん、もう、我慢できないわ。・・・あなたのオンナになる。抱いて頂戴」
いまや、母の目は淫欲にまみれて狂っていた。
「こんな気分になったのは、初めてよ。あなたのお父さんにだって、こんな気分になったことがない・・・あなたが、ほしい・・・」
母は、色気をにじませながら腕を絡ませてくる。
だけど、その相手は、実の息子。
実の子が、親を犯す、近親相姦。
背徳行為だ。
だからこそ。
僕のペニスは、固く勃起していた。
気がつけば、母の服を脱がせもしないまま、僕はソファに母を押し倒し、腰を使っていた。
溶鉱炉のように燃えたぎる膣内。
熱い愛液が、身体とソファを濡らす。
僕が生まれてきたその膣の道を、ペニスが逆走して、子宮を小突いている。
「ああ、あああ、ああああ・・・・」
耐えられない、という声を上げ、母は悶えた。
きっと、この声は、二階の姉にも聴こえている・・・。
禁断の営みを、姉に知られてしまっている。
だが、そんなことは何のストッパーにもならない。
むしろ、姉に聴かれると想像することで興奮が高まってしまう。
桜色に染まった母の顔も、おそらく同じ興奮に染まっているに違いない。
母は呻く。
ズン、ズン、と僕のペニスが母を突くたび、呻く。
「ぐ・・・ああう・・・ハッ・・ハッ・・・」
そう。
僕が悶えさせているのは・・・僕を産んだ人なんだ。
なんて恐ろしい・・・。
そんな恐怖を払うため、僕はさらにペニスを膣壁にこすりつけた。
「ガハッ!!! ああ、ぐうぅっ・・・・あ、ああ・・・イクっ」
言葉に前後して、膣が収縮し、背中がのけぞる。
「か、かあさん・・・」
激しい痙攣に、僕は射精を堪える。
それをやり過ごして、僕は再び腰を使う。
「うう、あううう、ああ・・・」
やがて、母も再び腰を合わせる・・・。
機械のように、動き続ける。
だが、その動きは信じられないほど艶かしく、そして動物的だった。
母はどんどん身体に汗を浮かべた。
それは、脂汗のようにも見えた。
母も苦しくなってきたのだろう。絶頂に絶頂を重ね・・・。
そして、僕にも最後のときが近づいていた。
「行くのねっ、行きそうなのっ!?」
母は、その瞬間だけ、ハッキリとした声で僕に問うた。
「ああっ、行くよ・・・いきそうなんだ、母さんっ」
最後に、母は、狂ったように叫んだ。
「中に! 中に! なかに、だしてぇぇぇぇぇぇ!!」
しっかりと脚をクロスさせ、僕をホールドしたまま母は叫ぶ。
腿、ふくらはぎ、足首。
美脚に捉えられた僕の腰は、動けなくなったことで甘美な感覚を覚える。
膣の締め付けが、ペニスを射精へと導く・・・。
熱いモノが、睾丸から、輸精管を通って、せりあがっていく。
血のように濃い男の精が、肉棒から噴き出そうとする。
しかもそれは、実母の胎内に向かって吹き出ようとしているのだ・・・。
大きな禁忌を破る、激しい背徳感。
だが、そんな背徳感こそ、強い快感になってしまうのだ。
そして強い快感が、射精を促す原動力となってしまう・・・。
「でるうぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっ!!!!!!!!」
精液の筋で子宮を叩きつけるように、激しい射精が始まった。
「あああああああああああっ!!」
衝撃で、母が悶える。
「また出るよっ!!」
「ひあァァァッ!!
「また出るっ!」
「ウアッ!!」
「アッまだ出る!」
「ウッ!!」
「ハア、ハア、ハア・・・」「・・・アン・・・ア・・・アア・」
膣を中心に、下半身を振るわせたまま母は動かない。
僕は、体内の精液全てを吐き出した脱力感で、動けない。
激しすぎる射精だった。
もう・・・母の胎内には、禁断の命が宿っているのかもしれない。
僕の妹か弟で・・・子供でもある命。
母の子供で・・・孫でもある命。
だけど、最後の瞬間、たしかに母は中出しを望んでいた・・・。
こうして、僕は母と叔母、従妹の身体を手に入れた・・・。
そして僕は彼女たちに依存してしまっていた。
だが、姉だけは決して僕を許さず、身体も心も拒絶していた。
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