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【グラニュース】


ダニルソンが乗せる!!

2013年7月8日 紙面から

首位・大宮たたきへ並々ならぬ意気込みを示すグランパスのMFダニルソン=愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで(木村尚公撮影)

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 名古屋グランパスは7日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで控え組が中京大(東海大学リーグ)と練習試合を行い、1−2で敗れた。6日の清水戦を出場停止で欠場したMFダニルソン(26)が前半のみ出場して格の違う動きを披露。10日の大宮戦へ向けて勝利への2カ条を掲げ、首位いじめを宣言した。

 猛暑の中でも超人的な動きは健在だった。大学生相手の練習試合でダニルソンが自由自在に中盤を駆け回った。攻めてはリズムを変えるロングパス、守りではイエローカードをもらうほどのハードプレス。「この暑さで昼の12時からの試合はきついね」と苦笑いしつつ、コンディションの良さは見せつけた。

 出場停止明けの次戦では首位・大宮が待ち受けている。ダニルソンはチームが勝てない間もハイレベルのプレーを続けており、スタメン復帰の可能性は高い。「準備はできている。清水戦では苦しい中で勝ち点3を取った。次も当然勝利を狙う」と意欲満々だ。

 敵地で首位から白星を奪取するため、ダニルソンが掲げた第1の条件は「精神力」だ。「大宮は昨年から監督も選手もほとんど変わっていない。変わったのはメンタル。勝って自信をつけた」と強さの理由を分析。「ウチも清水に勝って自信を取り戻した。メンタルで負けてはいない」。勝利への意欲でしのぐと語った。

 第2の条件は「カウンター封じ」だ。大宮は堅い守りからノヴァコビッチら決定力のあるFWにつなぐ堅守速攻が最大の武器。ダニルソンは「大宮にストロング・ポイントを出させないことが大切」と前置きし、「ウチには闘莉王ら攻撃参加が得意なセンターバックがいる。彼らの穴を自分がしっかりカバーする。ポジショニングに気を配りたい」と語った。

 勝てば開幕直後の3節甲府戦、4節湘南戦以来、今季2度目の連勝となる。ダニルソンを含めた最強メンバーで首位をたたき、一気に上昇気流に乗る。 (木村尚公)

 

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