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「梵珠北斗星」伝説の地30人巡る
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松倉神社を目指し梵珠山を登り始めるツアー参加者たち=2日午前 |
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今夏新作の立佞武多(たちねぷた)の題材となった「梵珠北斗星」伝説の地を巡るモニターツアーが2日、五所川原市内の現地で行われた。観光現場で働くスタッフを中心に約30人が参加し、パワースポットに触れる旅行商品としての課題を探った。
主催したのは五所川原市。地域の新たな観光素材を掘り起こし、旅行商品を作り上げるのが狙いで、同市の企業組合「でる・そーれ」が地元住民の意見を取りまとめ、ツアー内容を企画した。
一行は立佞武多の館で、新作を手掛ける齊藤忠大さんから説明を受けた後、青森市と五所川原市にまたがる梵珠山に移動してハイキング。山の一帯に点在する古い寺社などを線で結ぶと、北斗七星の形となる「梵珠北斗星」のうち、松倉神社などを見て回った。
続く梵珠山麓にある七和地区の「おもてなし」と題した3企画のうち土産づくりでは、参加者たちが山菜のミズの皮むきに挑戦し、天然のサンショウの木を使ったすりこ木作りも体験した。
「森が広がったところに立つ松倉神社を見た時、パワースポットという感じがした」と話したのは、FM青森に勤務する工藤綾乃さん。でる・そーれ理事の辻悦子さんは「今回のツアーは始めの一歩」と今後の発展に期待を込めた。
19日には一般を対象に同じ内容のツアーが開催される。参加費用は6千円(昼食代込み)。定員20人。応募締め切りは16日。申し込みはNJT北日本ツーリスト(0173-35-8141)へ。
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