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海近くでトリチウム最高濃度=地下水で上昇、福島第1―東電

時事通信 7月7日(日)14時0分配信

 東京電力は7日、福島第1原発の港湾近くの観測用井戸で5日に採取した地下水から、1リットル当たり60万ベクレルの放射性トリチウム(三重水素)を検出したと発表した。これまでで最も高い濃度という。
 この井戸は港湾から約6メートル西にあり、現在ある観測用井戸5カ所の中で最も海に近い。1日に同じ場所で採取した地下水のトリチウム濃度は同51万ベクレルだった。また、1〜4号機取水口北側の海ではトリチウム濃度が上昇傾向を示しており、3日に採取した海水で同2300ベクレルと過去最高だった。
 東電は「データを蓄積している段階で、海へ流出しているかどうかは判断できない」としているが、地下で汚染がどのように拡大しているか把握できていない状況だ。 

最終更新:7月7日(日)16時26分

時事通信

 
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