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古来の製塩を再現 塩釜・御釜神社で藻塩焼神事

ホンダワラを通して鉄釜に海水を注ぐ神職

 宮城県塩釜市の塩釜神社の末社・御釜(おかま)神社で6日、古代の製塩を再現する「藻塩焼(もしおやき)神事」があった。
 神事は七ケ浜町の花渕浜沖で海藻のホンダワラを刈り取り、松島湾の海水をくみ取るなど3日がかりで執り行われる。最終日の藻塩焼には、全国の製塩関係者ら約50人が出席した。
 2人の神職が境内のかまどに据えた鉄釜に、竹製すのこに広げたホンダワラを通して海水を注いだ。火打ち石で点火し、あくを取りながら煮詰めて水分を蒸発させた。
 出来上がった藻塩は神殿に供えられた後、参列者らに配られた。10日の塩釜神社例祭でも神前に供えられる。


2013年07月07日日曜日


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