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航空評論家「通常では考えられない事故」
7月7日 12時13分

航空評論家「通常では考えられない事故」
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アメリカ・サンフランシスコの国際空港で日本時間の7日朝、乗客乗員300人余りが乗った韓国のアシアナ航空機が着陸に失敗して炎上しました。
この事故について、全日空の元パイロットで、航空評論家の石橋明さんは、通常では考えられないことが起きた可能性があると指摘しています。
この中で、石橋さんは「機体後部と客室の床下にある貨物室が、削り取られるようになくなっていて、相当な衝撃が加わったのだろう」としたうえで、「滑走路のはるか手前の護岸に機体を接触させていることから、通常では考えられないことが起きたとみるべきだ」と指摘しています。
そして、「護岸がある地点は、本来、高度30メートルから40メートルで通過する場所で、誤差の範囲ではなくコースを大きく逸脱しており、単にパイロットの不注意による事故とは考えにくい」と分析しています。
さらに、着陸を知らせる機内放送のあと、突然、大きな衝撃があったという乗客の証言などに注目し、「何らかの事情で急に高度が下がり、その後も修正が利かなかったため、護岸に接触したとみるのが自然だ」と指摘しています。
その原因として、石橋さんは「突然の気象の変化や機体のトラブルなど、パイロットが予期しないことが起きた可能性もある」と話しています。

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