県実行委が発足 日本陸上選手権 来年6月開催
平成26年6月に福島市のとうほう・みんなのスタジアム(あづま陸上競技場)で開催される第98回日本陸上競技選手権大会のPRに向け、県内の関係団体でつくる「県実行委員会」が5日、発足した。同市の県自治会館で設立総会が開かれ、片平俊夫福島陸協会長(69)が会長に就任した。今後、積極的に広報活動やプレイベントなどを展開する。
大会は日本陸連の主催で、実行委員会は新聞などのメディアによる周知、広報グッズの配布、関係機関との連絡調整などで大会を盛り上げる。事務局は県スポーツ課に置く。
実行委員会はPRに向け、うちわやのぼりを製作した。7日に同市の信夫ケ丘競技場で開かれる「全国小学生陸上競技交流大会県選考会」で、うちわ2千枚を配布する。9月1日にはプレイベントとして、東邦銀行陸上競技部の選手や北京五輪男子マラソン代表で会津坂下町在住の佐藤敦之選手らを講師に招いた「トップアスリートふれあい陸上教室」をあづま総合運動公園補助陸上競技場で開催する。
設立総会には県や関係団体の代表者ら約20人が出席した。片平俊夫会長と鈴木千賀子県文化スポーツ局長があいさつした。
第98回日本陸上競技選手権大会の日程は今秋の日本陸連の理事会で決定する。とうほう・みんなのスタジアムは現在、トラックや芝の張り替え作業中で、今年度中に工事が完了する。競技場南側に常設される大型スクリーンは年内に完成する予定。
会長以外の役員・委員は次の通り。
▽名誉顧問=佐藤雄平(県知事)瀬戸孝則(福島市長)▽顧問=瀬谷俊雄(県商工会議所連合会長・福島商工会議所会頭)轡田倉治(県商工会連合会長)内池浩(県中小企業団体中央会長)菅野豊(県旅館ホテル生活衛生同業組合理事長)庄條徳一(JA福島中央会長)小河日出男(福島市商店街連合会長)▽副会長=鈴木千賀子(県文化スポーツ局長)▽委員=宗形守敏(県体協会長)秋元正国(県都市公園・緑化協会理事長)佐藤勇(福島陸協理事長)渡辺恒良(福島市教委保健体育課長)笠井淳一(県教育庁健康教育課長)広瀬敬彦(県スポーツ課長)
( カテゴリー:主要 )