県内ニュース

主要

  • Check

南相馬で原発事故後の生態視察 日本野鳥の会柳生会長ら

 日本野鳥の会の柳生博会長は4日、南相馬市を訪れ、東日本大震災の津波被災地や東京電力福島第一原発事故後の野鳥の生態などを視察した。
 同会主催のエコツアーの一環。原発事故の避難区域で住民が避難した地域ではツバメが大幅に減少しているという。ツバメをはじめとした野鳥や野生生物の現状や被災地の現状に理解を深め、各地に発信する狙い。全国から会員約30人が訪れた。
 柳生会長らは避難指示解除準備区域にある南相馬市原町区の太田川河口で津波の被災状況を視察した。また、区域外で住民が花木を植栽した里山を歩いた。
 ツアーでは6日まで、南相馬市や相馬市、浪江町、飯舘村などを回り、住民の生の声などを聞く。

カテゴリー:主要

地域住民に震災時の状況などを聞く柳生会長(右)
地域住民に震災時の状況などを聞く柳生会長(右)

主要

>>一覧