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ラジウム玉子“新パッケージ” 飯坂温泉、福島商高生作成
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福島商高生4人が作成したオリジナルパッケージ
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福島市の福島商高3年生4人は4日までに、飯坂温泉の特産物「ラジウム玉子」のオリジナルパッケージを作成した。イメージを刷新する新たなパッケージを作成することで、原発事故による風評被害の払拭(ふっしょく)に役立てることが狙い。4人は「福島へのマイナスイメージを変えることにつながれば」と話している。
考案したのは菅野凪さんと今野歩香さん、水戸保奈美さん、小賀坂海帆さんの4人。「原発事故による放射能問題で、『ラジウム』という名が誤認されて売り上げが落ちている」。地域活性化をテーマに課題研究に取り組んでいた4人が特産物を取り巻く厳しい現状を知り、デザインの考案に乗り出した。
4月に「『ラジウム玉子』販売促進班」を発足、約3カ月かけて完成させた。黄色を背景にオリジナルキャラクター「ラジュ王子」を配置し、明るさを前面に押し出した。
(2013年7月5日 福島民友トピックス)
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