堀江さんのメルマガまとめ本、書中に掲載されている藤沢数希さんのコラムが面白かった&共感したのでご紹介。
お金を稼ぐのは、お金のことを考えたくないから
僕も、お金に関してよく記事を書いているブロガーですが、それでも多分大多数の人よりはるかにお金のことを考えてないんです。
逆説的ですが、お金を稼げるようになると、何が一番いいかというと、お金のことを考えなくても良くなることなんです。お金に人生が振り回されない。
子どもを産む、産まないの選択でもそうですけど、ふつうに美味しいレストランで食事したり、海外旅行に行ったりしたぐらいだと、自分のお金が増えているのか減っているのかも分からない。資産は全部日本円で持ってるわけではないので、株や不動産の値段って、毎日それぐらい動きますからね。
どういう仕事をするか、どういう遊びをするか、どういう人と付き合うか、に関して、お金にいろいろ決められることがずっと少なくなるんです。
零細フリーランスをやっているので、これはとてもよく分かります。お金を十分に稼げていないと、あらゆることが気になってしまい、「お金にいろいろ決められ」てしまうんですよね。
新卒3年目で独立して、売上目標が全く見えなかった頃、かなり節約する努力をしていた記憶があります。カフェの利用は抑えて公園やオフィスの待合室で仕事をしたり、おにぎりを持参したり、鶏胸肉以外は食べなかったり。
まぁ節約は好きなので苦ではありませんでしたが、たまに「飲み会来ない?」「イベント来ない?」と誘われると「うっ」と胸が詰まったのを覚えています。
今ではそれなりに安定的に稼げているので、あまりお金のことを考えることはなくなりました。飲み会やイベントに誘われても、お金の面でハードルを感じることはありません。
もっともだからといって贅沢な暮らしをしているわけではなく、相変わらず鳥肉は胸肉なのですが。生活水準は変わらないのですが、お金のことをあまり気にしなくなった、という感じですね。
ちょうどフリーランスブロガー仲間(ということに勝手にしてしまいます)の山口さんも、同じようなことを書かれていますね。彼は新卒でフリーランサーになったという、異色の経歴を持つ人材です。売上公開コンテンツは、彼にインスパイアされました(6月の売上報告(フリーランス9ヶ月目) | ikechan0201 blog|フリーランス1年目。)。
一番感じたのは、行動するときに悩むことがなくなったこと。
・欲しい本は高くても買う
・自分が食べたいものを食べる
・記念日とかイベントではお金を惜しまない
・参加したい飲み会には必ず行く
・終電逃したらタクシーで帰るなど、行動するときにお金で悩むことがなくなりました。
お金を稼ぐのは、お金のことを考えたくないから。これは万人におすすめしたい哲学です。お金なんて手段ですから、お金のことばかり考えて、やりたいことできなかったら本末転倒です。
お金に縛られないコツは、生活コストを下げることです。「年収150万円で〜」という書籍では、健康上の問題などはなく、単身で都心住まいをするなら、手取りで150万円もあれば意外と生きていけるよね、というお話を書かせていただきました。150万円あれば死なない、というのはかなりの安心感をもたらすでしょう。
お金やビジネスについて考えたいのなら、こちらの本は読んでおいて損はないかと。堀江さんのメルマガが気になるという方も、こちらを読んでおくと内容が立ち読みできます。Kindle晩は762円とお買い得。