事件福井の原発事故で琵琶湖汚染裏付け 滋賀県がSPEEDIの拡散予測結果公表2013.6.4 19:15

  • [PR]

事件

  • メッセ
  • 印刷

福井の原発事故で琵琶湖汚染裏付け 滋賀県がSPEEDIの拡散予測結果公表

2013.6.4 19:15 原発

 滋賀県は4日、隣接する福井県内の原発で福島第1原発事故と同規模の事故が起きたとの想定で行った、国の緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム「SPEEDI」を用いた放射性物質拡散予測を公表した。琵琶湖を含む滋賀県北部で、屋内退避が必要とされる100ミリシーベルト以上の内部被曝(ひばく)線量に達すると試算。琵琶湖が放射性物質に汚染され、水道水にも影響を及ぼす可能性が改めて裏付けられた。

 予測では、関西電力美浜原発(福井県美浜町)や敦賀原発(同県敦賀市)で事故があった場合、気象条件によって琵琶湖の一部で内部被曝線量が100ミリシーベルト以上500ミリシーベルト未満となった。

 滋賀県はこれまでに、平成22年の気象データを基に独自の放射性物質拡散予測を実施。琵琶湖を含む県北部に影響が出るなどの結果を得ており、改めてSPEEDIでの予測を国に依頼した。

関連トピックス

関連ニュース

  • [PR]
  • [PR]

[PR] お役立ち情報

PR
PR

編集部リコメンド

このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。
© 2013 The Sankei Shimbun & Sankei Digital