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七夕に脱原発願い母親たちが集会
7月7日 17時16分

原子力発電所の新たな規制基準が施行される8日、5つの原発について運転再開に向けた審査の申請が行われる予定のなか、福島県で暮らしたり、原発事故の影響で避難生活を送ったりしている母親たちが、原発のない社会の実現を願う集会が東京で開かれました。

東京の総理大臣官邸前で開かれた集会には、主催者の発表でおよそ800人が集まりました。
集会ではまず、参加者がみずからの思いを話し、このうち5人の子どもを持つ福島県二本松市の女性は「福島で起こったことを2度と繰り返してほしくないです。力を合わせて子どもたちの未来を守っていきましょう」と訴えました。
また、七夕に開かれた7日の集会に合わせて全国からおよそ2万枚の短冊が寄せられ、短冊には「子どもたちに安心な未来を」とか「子どものために原発をやめてほしい」といった願いがつづられていました。
原発を巡っては、新たな規制基準が施行される8日、電力会社4社が5つの原発について、新基準に基づく運転再開に向けた安全審査の申請を行う予定です。
福島県から参加した6歳と3歳の2人の子どもを持つ女性は「今も不安のなかで、子どもたちを育てなければいけない状況が続いているのに、原発の運転再開という選択肢が出てくることが理解できない。子どもたちの未来のために、これからも声を上げ続けていきたい」と話していました。

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