【ソウル聯合ニュース】韓国の原発を運営する韓国水力原子力は5日、慶尚北道・蔚珍のハンウル原発5号機の運転を午後3時36分に停止したと明らかにした。関係者は電気系統などについて原因を調査中と話した。
これで全国の原発23機のうち9機が停止したことになる。
同5号機では5月から6月にかけて定期検査が行われ、原子力安全委員会が6月15日に運転再開を承認したばかり。同委は検査の結果、原子炉や関連設備が性能・運営上の技術基準を満たしていると説明していた。
5号機は当初、同7日に運転再開が承認される見込みだった。しかし、性能試験の成績証明書が偽造された不良部品が複数の原発に使われていた事件が5月に発覚したことを受け、全原発で調査が行われたため承認が遅れた。