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【サッカー】

那須千金Vヘッド 浦和 首位射程 大宮と勝ち点3差

2013年7月7日 紙面から

甲府−浦和 後半38分、ヘディングで決勝ゴールを決める浦和・那須(左端)。GK河田=国立競技場で

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◇J1・14節 浦和1−0甲府

 耐えて競り勝った浦和が、首位・大宮の背中を捉えた。主役はセンターバックの那須だ。

 相手の堅い守り、鋭いカウンターに苦しみ、0−0で迎えた後半38分。左からMF梅崎があげたクロスを、ゴール逆サイドに走り込んだ那須が頭で押し込んだ。

 「ゴールを決める前、梅崎からのクロスが逆サイドに流れた場面があった。(MFの)柏木が後ろをカバーしてくれたので、流れの中でシャドウ(トップの後ろ)の位置に残り、詰めた」と那須。ワンチャンスに懸けて攻め残り、狙い通り仕留めた。

 今季加入した那須は、ACLを含め、これで6得点。原口の8得点に次いでチーム2番目のゴールハンターだ。

 そして6発のうち5点がヘッド。「自分の形にすれば(ヘッドを)決められる自信がある。ゴール前に入るタイミング、イメージが今年はできている。イメージ通りのボールもきている」。180センチのセンターバックは、満面に笑みを浮かべた。

 公式戦9戦負けなし。「勝つか、引き分けるかは大きな違い。上にいくために、大きな勝ち点3」と決勝アシストの梅崎が話した通り、浦和はこの勝利で勝ち点を30とし、首位・大宮に勝ち点差3と肉薄した。両チームは得失点差で並んでおり、総得点で上回る浦和が次節・FC東京に勝ち、大宮が名古屋に敗れれば、2010年4月18日以来の首位に立つ。2006年のリーグ制覇以来、栄光から遠ざかっている赤い悪魔が、ハッキリとリーグ制覇を射程に捉えた。 (相原俊之)

 

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