しばらく前の話だけど、ヨドバシカメラのCMで「いよいよ開催されるスポーツの祭典、液晶テレビは・・・」と放送していた。またジャパネットタカダのCMでも「スポーツのビックイベントはこの大きな42インチテレビで」と言っていた。これはどちらも五輪の公式スポンサーじゃないから。
例外は公式スポンサーのパナソニック商品を扱うときは「オリンピック!」と誇らしげに連呼できるそうだ。なんか東芝やソニーだとニセのオリンピックが映るような気がするけど、まさかね。そもそも中国の五輪はディレイがかかっているとか、あのプールは5センチ短いとかいろいろな噂がある。
ちなみに公式スポンサーはこちら。
Sponsors of the Beijing 2008 Olympic Games
驚くのは人間の営みの中心、飲食に関して飲料は「コカコーラ」、食事は「マクドナルド」。当然同業他社は一切なし。当たり前だけど、コカコーラもマクドナルドも世界規模の大企業で、おそらくほとんどの地域に進出しているんだけど、値段とメニューをよーーく考えてみるとこれはすごいことだと思う。
なんでも選手村でも若い選手はどうしてもコーラやハンバーガーを手にするそうで、コンディションの管理が難しいとあるスタッフのコメントが新聞に掲載されていた。いわんや世界中の視聴者はもう地球規模でハンバーガーとコーラを食べているのだろう。
ところで日本では、政府が食料自給率を上げるために、国産の食品を買うとポイントを付与するということを考えているそうだ。・・・これなんかパスポに似ているんだよね、発想が。いかにも役人が考えそうで。どうせ国産食料推進財団とかしょーもない天下り団体を作って、マッサージチェア買うんだぜ。もっと本質的なことを考えてほしいとおもうよ。しっかし役人って奴は・・・。
今一度書く。「悪魔は天使の顔してやって来る」
★★★★