米で日本のアニメやゲーム紹介の催し

7月5日 10時25分

アメリカで日本のアニメやゲームを紹介する最大規模の催しが、４日、西海岸のロサンゼルスで始まり、アニメキャラクターの衣装で着飾った大勢の若者でにぎわっています。

「アニメエキスポ」は、日本のアニメやゲームを愛好するアメリカのファンで作る団体が２０年以上前から毎年開いていて、ロサンゼルスの会場には、始まる前からアニメキャラクターの衣装で着飾った大勢の若者が詰めかけました。
そして、日本の人気アニメの画集やキャラクター人形などの商品を買ったり、日本人のアニメーション作家が描き下ろしたキャラクターが登場する新作のゲームを体験したりして楽しんでいました。
日本のアニメは、映像の美しさや心理描写のきめ細かさなどから、アジアのみならず、アメリカでも根強い人気があり、２時間以上並んで会場に入ったという１８歳のアメリカ人男性は「幼い頃から日本のアニメを見て育ちました。アニメファンに会えて楽しいです」と話していました。
この催しは７日まで開かれ、期間中、１３万人の来場が見込まれています。
また、去年に続いて、東日本大震災の被災地に売り上げの一部を寄付するオークションも開かれることになっています。