2013年03月13日
ステレオタイプ メディアリテラシー5.
オーガニックの大切さに気づいてもらうために、「メディアリテラシー」をとりあげています。
オーガニックに限らず、あらゆる分野で重要な知識です。ネットやメディアを通して発信されている多すぎる情報から、真実を見つけることが非常に困難になってる時代だから価値のある分野なのです。
基本的に、新聞・テレビ・雑誌類は、広告で成り立っている情報機関ですから、広告費を多く払っている巨大企業や機関にとり都合のよい情報が重要視されている傾向があります。
全てが偽りではなくとも、一番手軽に得られるこれらの情報メディアを「疑いながら読む・見る」という心構えがとても大切です。
多くのお客様がよく言われることが、
「何を信じて食べたらよいのかわからない」
店主のワタシにとっては、とても簡単な疑問だと思うのです。
カラダに悪い影響を与える食品以外のもの、日本の伝統食と現代の食でも安全でカラダに良い結果をだしてくれるものを食べること、ではないでしょうか。
つまり、農薬(農薬を落とす洗剤で洗っても落ちません)と添加物、遺伝子組み換え食品を取らないこと。これらはオーガニック専門店・自然食品店で手に入ります。
米・みそ汁・ぬか漬けなどの発酵食品を基本に、安全な魚など質のよいタンパク質があるときは食べる。欧米食すべては悪いわけではないので、質の良いものが手に入ったときは食べて良し。
今の時代、少し探すのに苦労することはありますが、探せば手に入ります。
食材探しの現場は、今や騙し合いが横行しておりますから「真剣勝負の現場」でございます。ぼんやりと、山積みされた食品をカゴに入れたら、現代病に直行です。
もし、マーケットなどをご利用されているのであれば、気をつけましょう。
オーガニック店であれば、ぼんやりしていてもダイジョウブです。危険な添加物や砂糖類の入ったものは売っていませんから。
とっても簡単だと思うのです。
基本はとしては、安い・便利(砂糖・油・塩化ナトリウム・添加物を使用したもの)なものを避けることです。マーケット・コンビ二・ファーストフード・チェーン店化されている企業のレストランやお弁当などを避ける、ということになります。
また「何を信じて食べたらよいのかわからない」という方は、過多の情報収集がまとめられず混乱している状態ではないでしょうか。
その答えは、カラダが知っています。悪いものを食べている方は、なんらかの現代病をお持ちです。
「メディアリテラシー」を少しづつ学びますと、情報整理ができるようになります。
「あれを食べるとカラダによい」というテレビ番組の特集などは、バックにメーカーの影があったりします。テレビ番組ではネタを次から次へと探して番組を組まなくてはなりませんから、企画する人が特集することに精通しているわけではありません。
わかっていても、ついつい振り回されてしまう「あれがカラダに良し」情報です。
店主は、30年ほど広告業界の仕事に関ってきたこともあり、他の業界の方と比較しましたら、その事実をいつも目の当りにしてきましたので、「広告の半分以上は騙しの情報である」ことは確かです。
ワタシは、いつも疑ってかかっているので、ダイジョウブ?
では、下の質問の答えをおこたえください。
質問「Dr.Smithと子供の関係は何でしょうか?」
Dr.Smithとの関係
Dr.Smithは大変優秀な外科医です。メスさばきにも定評があり、看護婦からも信頼されています。Dr.Smithは、救急外来に勤務しており、日夜運び込まれる患者の応対に追われていました。Dr.Smithが夜勤をしていたある日、緊急の連絡が入りました。
父親と子供がドライブ中に交通事故に遭い、父親は即死、子供は重体とのこと。やがて救急車が到着。その運ばれた重体の子供を見てDr.Smithはビックリしました。
なんとその子供は、Dr.Smithの息子だったのです。
さてDr.Smithと子供の関係は何でしょうか?
この質問に即答できない人は、ステレオタイプであるといわれています。
心理学やメディアの講義などで、教授がよく出す質問としては有名な話です。私は二人の教授から、偶然にもこの話を聞いてしまい、すっかり覚えてしまいました。
最近になり、メディアリテラシーは総務省でも取り上げるようになりました。
総務省 放送分野におけるメディアリテラシー
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Posted by 2010tamaya at 11:31│Comments(0)
│メディア・リテラシー