「さやさやさや〜」の掛け声で、地域をあげてひと踊り─。今年創立140周年を迎える桐生市立北小学校(兒嶋敦子校長、児童数320人)で3日、買場紗綾市音頭の練習会がスタートした。校区が重要伝統的建造物群保存地区に選定されたのを記念して、昨年度から秋の運動会の全校ダンスに取り入れたもの。独自の音頭で地域が一体になれると好評で、今年も9月28日の運動会に向けて練習を重ねていく。

 買場紗綾市音頭は作詞・作曲・振り付けに実演まで、すべて地元オリジナルで、17年前から毎月第1土曜日の買場紗綾市で流されてきた。「響く機音」「ノコギリ屋根に蔵の群れ」そして「有鄰館から天神さまへ みこし若衆の五間みち」など地域の歴史文化やまちづくりへの思いが歌い込まれ、女性グループ「さつきR.D.C」が踊っている。

 北小では八木節に代わる演目として昨年度から採用。今年も午前の部最後のプログラムとして全校児童や教職員が輪になり、PTAや地域の人たちも交えて踊る。練習初日は校庭に中野福代さんら「さつき」のメンバー12人を迎え、指導してもらった。

 上田凜さん(5年)は「4年のときに踊ってるから、すぐ思い出した」と笑顔。桐生祇園おはやし連にも入っていて「今度の土曜日、買場紗綾市で演奏します」とハキハキ。1年生は初体験だが、おのうえのりよしさんは「もう踊れるよ」と自信をみせた。

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