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【ゴルフ】

松山 V圏来た 3打差9位タイ浮上

2013年7月6日 紙面から

◇長嶋茂雄招待 セガサミーC<第2日>

 ▽5日、北海道、ザ・ノースカントリーGC(7096ヤード、パー72)▽曇り、気温18・7度、風速3・8メートル▽賞金総額1億5000万円、優勝3000万円▽150選手(うちアマ6人)▽観衆2704人

 初日に47位と出遅れた怪物ルーキー松山英樹(21)=東北福祉大=が、反撃に転じて7バーディー、2ボギーの67をマーク。通算6アンダーで首位に3打差、9位のV圏内に浮上した。通算9アンダーの首位には昨年の賞金王・藤田寛之(44)=葛城GC=が、通算8アンダーの2位タイには永久シード選手の片山晋呉(40)が立ちはだかる展開。残り2日間で松山が先輩プロの壁突破を狙う。

 霧雨の中を追いかけるギャラリーに、松山が豪打とスーパーパットで魅せた。5番315ヤード、池越え左ドッグレッグのパー4。ドライバーでピン手前5メートルに1オン。「ミスでしたが、結果オーライ」と苦笑い。2パットでバーディー奪取。そして11番ではグリーンに傾斜があり、下って上る15メートル以上のパーパットを一発撃沈。「たまたま入った感じ。うれしかったけど、(そこまでのプレーぶりが)気持ちが乗れる感じじゃなかった」と松山。しかしこれが功を奏して後半のノーボギーゴルフにつながった。

 前日に続いてこの日も片山と同組。第1打でたびたび松山をアウトドライブしていた片山は「6対4でこっちが飛んでいた」とニヤリ。対して松山は「いやいや、8対2くらいでした。悔しいのでトレーニングします」と苦笑い。

 首位と3打差。前週の予選落ちで、足踏み状態にある「生涯獲得賞金1億円突破最速記録」更新のチャンスが到来した。松山が単独4位以上なら9試合目での達成で、石川遼(23試合目)の記録を大きく更新するが、松山本人は慎重さを崩さない。「明日は優勝を狙える位置につけることが大事。しっかり調整したい」と話し、今季3勝目に続くVロードをしっかりと見据えた。 (櫛谷和夫)

 

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