【ロンドン=欧州総局】5日のロンドン株式相場は反落。FTSE100種総合株価指数は前日終値に比べ46.15ポイント安の6375.52で引けた。米雇用統計の発表直後に買い圧力が強まる場面もあったが、米量的緩和の縮小が始まるとの観測から売りに転じ、構成銘柄の約6割が下落した。
鉱業株が軒並み大幅安。資源商社のグレンコアとアントファガスタ、フレスニージョはそれぞれ6%前後の下落。
携帯電話サービスのボーダフォンも下がった。
プルーデンシャルやレゾリューションなど保険関連株も売られた。
銀行株も下げるなか、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)とロイズ・バンキングの下げが目立った。
建設資材のCRHと石油・ガス開発会社のタローオイルも安くなった。
半面、総合保険のRSAインシュアランス・グループと不動産のブリティッシュ・ランド、スーパーのセインズベリーは上昇した。
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