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東北電力 「8月値上げ厳しい」
東北電力の電気料金引き上げを審査する経済産業省の専門委員会が5日、東京であり、個別論点に関する議論を終えた。国の認可の前提となる査定方針案の決定は今月下旬になる予定で、東北電の佐竹勤副社長は終了後、「8月1日の実施がなくなったとは言えないが、厳しいと思う」との認識を示した。 東北電は当初、1日から家庭向けを平均11.41%値上げする内容を申請していた。値上げ幅も審査を経て圧縮される公算が大きく、料金引き上げによる収支改善計画は見直しが避けられなくなっている。 専門委では、東北電側が通信機能を備えた次世代型電力量計(スマートメーター)について説明。家庭部門への導入時期を当初予定した2015年度から前倒しし、14年度下半期にする方向で検討していることを明らかにした。 電気料金改定の審査は、経産省の専門委が査定方針案を決めた後、内閣府の消費者委員会による意見のとりまとめがある。消費者への周知期間(10日以上)も必要で、査定方針決定から実施まで1カ月程度かかる。
2013年07月06日土曜日
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