【NQNニューヨーク=岩切清司】5日午前の米株式市場でダウ工業株30種平均は一時、下げに転じ前営業日比17ドル35セント安の1万4971ドルを付けた。朝方に発表された6月の米雇用統計では非農業部門雇用者数の伸びが前月比19万5000人となり市場予想(16万人程度)を上回った。労働市場の改善を好感して米株式相場は上げて始まった。しかし、米債券市場では10年物国債利回りが一時、約1年11カ月ぶりとなる2.71%台にまで上昇(価格は下落)。長期金利の上昇が米景気の重荷になるとの警戒感が高まると、株式市場では売り材料視された。
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