ヤンキースのイチロー外野手（３９）は米独立記念日の４日（日本時間５日）、ミネソタ州ミネアポリスでのツインズ戦に１番・中堅で先発出場。二塁打と三塁打を含む５打数３安打２打点と活躍した。試合はヤ軍が９―５で勝った。

　快挙まであと１本だった。初回先頭の第１打席は１ボールから内角低め速球を右翼線二塁打。その後に三進し、カノの左犠飛で先制のホームを踏んだ。

　２回二死無走者はカウント２―２から６球目の外角低めスライダーを三塁線へ転がし内野安打。

　第３打席は二ゴロに倒れたが、６―１の６回一死一、二塁は、右中間を破るとどめの２点三塁打を放ち試合を決めた。

　そして本塁打が出れば自身初のサイクル安打となる第５打席は８回二死無走者。三番手右腕レニキーに１ボール２ストライクと追い込まれると、ワンバンドになるカーブを打ちに行き空振り三振に倒れた。大記録を逃したが８試合ぶりの３安打で打率は２割８分へ上昇。日米通算４０００安打へ３７本とした。

　もっともイチローは自分の打撃をふり返ることなく「（５連敗の後４連勝し）ものすごく悪い流れから、今回こんなふうになっている。月が変わって、また新しい流れをつくればいい」とチームの連勝を喜んだ。

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posted at 2013.7.5

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