ソフトバンクによるスプリント買収を承認-米連邦通信委員会
7月5日(ブルームバーグ):米連邦通信委員会(FCC)はソフトバンク による216億ドル(約2兆1900億円)規模の米携帯電話サービス会社スプリント・ネクステル 買収案を承認した。
クライバーンFCC委員長代行は5日に声明文で「きょうはモバイル・ブロードバンド・サービスを利用する全ての米国民にとって良き日となった」と指摘。同委員会はこの案件が公共の利益にかなうと判断したと説明した。
FCCはまた、スプリントによる米無線通信会社クリアワイヤ の株式未保有分約50%の取得も承認した。
クライバーン委員長代行は「スプリントとクリアワイヤのネットワークへの投資増でモバイル・ブロードバンド・サービス展開が加速し市場での競争が促進される公算が大きく、顧客の選択肢は広がり、技術革新と料金値下げにもつながるだろう」と指摘した。
原題:SoftBank’s $21.6 Billion Bid for Sprint Approved by U.S.FCC (1)(抜粋)
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更新日時: 2013/07/06 08:42 JSTニュース一覧
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